クリスマスの定番は要注意!?

院長です! 

あっという間に12月、2015年も今月で終わりになります。
皆様は年末の準備でそろそろお忙しいころかもしれません。
当院でもスタッフで手分けをして少しずつ院内の大掃除を行っています! 

さて12月と言えばクリスマス 
クリスマスの定番と言えばツリーもそうですが、ご家庭ではチキンを食べることも多いのではないでしょうか?

そんな毎年の家族の幸せな時間、動物病院ではクリスマス前後に相談を受ける件数が増える出来事があります。

それは

愛犬がクリスマスのチキンを食べてしまったんですがどうしたらよいですか?

です。

チキンの肉だけならまだ良いかもしれないのですが、問題となるのが骨ごと食べてしまうケースです。

ワンちゃんが食卓に上りチキンを食べてしまうこともあればクリスマスディナー終了後のごみ箱をあさり、骨を食べてしまうというケースが毎年何件か相談を受けます。

よく病院では異物誤飲の相談を受けることがあり、その際はものによっては腸に流れてしまうと大変なため、胃内にあるうちに吐かせる処置(催吐処置)をする場合があります。

しかしチキンの骨に関しては皆様もご経験あるかもしれませんが骨が割れるとその折れ方によってはとても鋭利になります。

そのためその骨を吐かせようとすると食道を傷つける可能性もあるため催吐処置を行うことはできません。

その際はX線検査などで状態を確認させていただきますが、基本的には何もできません。

運よく胃酸で消化してくれれば良いのですが、詰まってしまう場合は開腹手術にて骨を摘出する必要が出てきます。

クリスマスは楽しいイベントですが、その分ワンちゃんへの注意が散漫になるかもしれませんので、しっかり気を付けながら素敵な夜をお過ごしください。

以上、院長でした。


<お知らせ>

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院長のつぶやき193  猫の加齢とともに気をつけるべき病気 ⑧

前回の続きです!

今回は糖尿病の原因についてお話ししたいと思います。
現在ネコちゃんを中心にお話ししていますが、糖尿病の原因や病態はネコちゃんとワンちゃんで大きく異なります。

ワンちゃんの糖尿病の原因は、主に副腎皮質ホルモンや女性ホルモン等の他のホルモンの乱れによります。
それらのホルモン過剰の影響により膵臓がダメージを受け、インスリンを分泌することができなくなっていき糖尿病に発展していきます。
そのためワンちゃんの場合はほぼ100%飼い主様による毎日のインスリンの投与が必要になってきます。


一方のネコちゃんの糖尿病の原因は、肥満、感染症、膵炎、ストレス等が挙げられ、ワンちゃんとは原因が異なります。

また一部の糖尿病のネコちゃんにおいては、ネコちゃんの全身の細胞が一時的にインスリンが効きづらい状態(感受性の低下)になり、糖尿病になることがあります。

そのような場合はまれにインスリンによる治療をしているうちに感受性が回復し、インスリン投与が必要でなくなる場合もあります。

このようなケースは本当に稀なのですが、私も何回か実際に経験しています。
インスリンの感受性が回復すると、飼い主様は毎日のインスリン投与の治療から解放されるため皆様とても喜んで頂けます。
ただ糖尿病のネコちゃんの基本はワンちゃん同様にインスリン投与が一生涯必要と考えていただいた方が良いので糖尿病にさせないことの方が大事になります。

肥満のネコちゃんは適正体重のネコちゃんと比較して、肥満というだけで糖尿病に発展する可能性が4倍にもなると言われています。


ちょっとぽっちゃりの方がネコはかわいい

と思っているネコちゃんの飼い主様は多いと思いますが、糖尿病は本当になってしまうと大変な病気です。
ぜひダイエットを頑張っていただきたいです。


また定期的に血液検査や尿検査をしながらはやめに糖尿病のサインに気づくこともネコちゃんの長生きにつながります。
現在、当院では秋のネコちゃん健診キャンペーンを実施していますのでぜひご利用ください。



次回からはまた新たなネコちゃんの病気をご紹介します。

つづく


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院長のつぶやき192  猫の加齢とともに気をつけるべき病気 ⑦

前回の続きです!

今回は糖尿病の診断についてお話ししたいと思います。

糖尿病の診断は
①空腹時の高血糖
②尿検査にて尿糖の確認
③糖化アルブミンの高値

になります。

ネコちゃんは病院に来るとほとんどの子が緊張します。
ネコちゃんは動物種として緊張すると一時的に高血糖になることがあります。
そのため病院で血液検査をして血糖値が高いという結果が出てもすぐに糖尿病であると診断されるわけではありません。

また食事を食べると当然そのあと血糖は上がってきます。
そのため採血時に食後すぐの状態だと、食事の影響で血糖値は高めになることがあります。
したがって糖尿病の診断には空腹時に血液検査をすることが大事になります。

空腹時の血液検査でも血糖値が高い場合は糖尿病を疑っていかなければいけません。


次に血糖値とともに重要なのが尿検査による尿糖の確認です。
「糖尿病」という名前の通り、糖尿病のネコちゃんは尿中に糖が漏れ出てきます。
膀胱炎等の炎症時にまれに尿糖が検出されることもありますが、そのような尿糖はあくまでも一時的なものです。
高血糖の状態が続くと本来尿には出てこない糖が漏れ出てきます。
持続的に尿糖が出ている場合は糖尿病であることが限りなく濃厚になってきます。

そしてより確実に持続的な高血糖状態があるかどうかを確認するには糖化アルブミンという血液検査の特殊項目の測定が有効です。
糖化アルブミンは過去1〜2週間の血糖の状態を反映するため、糖尿病の診断時や治療時の目安として使用されています。

この上記に挙げた3つを調べることで糖尿病であるかどう確認できます。

特にぽっちゃりしたネコちゃんは糖尿病になる可能性も高くなるため、当院では定期的な血液検査や尿検査をおすすめしています。
次回そのあたりをお話ししたいと思います。

つづく


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歯石除去を行った子のご紹介110 麻酔下での歯石除去89

当院で歯石除去を行った子をご紹介したいと思います。


お名前:くろまめ ちゃん
犬種:トイプードル
年齢:4歳


4歳になったくろまめちゃん。
奥歯の歯石が目立ち始めてきたため、今回歯石除去をすることになりました。

くろまめの歯石除去


処置内容:麻酔下での歯石除去

<処置前の様子>

くろまめの歯石除去1

くろまめの歯石除去2



<処置後の様子>

くろまめの歯石除去3

くろまめの歯石除去4

このようにキレイにすることができました!
幸い軽度歯肉炎はありましたが、グラつく歯はありませんでした。
くろまめちゃんはとてもお利口な子のため、今後歯みがきをしながらキレイになった歯を保っていってほしいと思います。
私達も無料歯科健診オーラルケアを通じてしっかりサポートしていきたいと思います。

くろまめちゃん疲れさまでした。


歯周病はさまざまな病気に発展するとても怖い病気です!
ぜひ健康な長生きのために歯のケアをしませんか?
毎日のケア方法から歯石除去まで歯科に関するお悩みがございましたら当院までお気軽にご相談ください。




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他の歯石除去を行った子の様子

当院のおすすめデンタルグッズを院長が解説しています。↓
当院おすすめのデンタルグッズのご紹介

歯周病に関する記事はこちらをご覧下さい。↓

ペットの歯周病について
 歯の構造と口腔内の環境についてお話ししています。
 歯周病についてのお話をしています。
 歯垢と歯石、バイオフィルムについてお話ししています。
 歯石除去のビフォーアフターについてお話ししています。
 超音波スケーラーによる歯石除去のお話をしています。
 ポリッシングについてのお話をしています。
 麻酔をかける上での術前検査についてお話ししています。


当院での歯石除去の様子をまとめた動画です。↓


うまく見れない方はこちらへ↓
歯石除去へ行こう④ 〜術後の様子編〜

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子宮蓄膿症にご用心

院長です!
もう11月になりましたね。
先月もお話ししましたが、月日が経つのはホントに早いものです。
私は紅葉が好きなので、もし時間があればどこかきれいな場所に行こうかなぁと考えています。


さて、この秋に当院で頻発した病気がありました。
それは

子宮蓄膿症

です!

子宮蓄膿症は以前も一度お話したことがありますが、獣医師として一番見落としたくない病気でもあります。
なぜなら子宮蓄膿症はとても分かりづらい病気だからです。

子宮蓄膿症はその名の通り子宮の中に膿が貯まってしまう病気です。
陰部から膿が出てくると診断は容易なのですが、出てこないケースの方が多いです。
またその子によって出てくる症状が違うためどうしても発見が遅れてしまう可能性が高い病気になります。

実際に診断に至ったことのある子宮蓄膿症のときに出てくる主な症状としては

・何となく元気がない。

・下痢や吐き気

・発熱

多飲多尿

などが挙げられます。

一見、別の原因であるかのようなあいまいな症状しか出てきません。
そのため未避妊の成犬、成猫の子では常に注意しなければいけない病気です。

この秋、当院でも何件か子宮蓄膿症を診断しました。
その来院理由は

「震えている」、「下痢」など

一見他の病気と間違えるような主訴でした。
ところが実は子宮蓄膿症が隠れていました。

診断としては超音波検査を行うとすぐに分かりますが、あいまいな症状だけに意識していないと見落としがちなのがこの「子宮蓄膿症」です。
私も常に注意して診察はしていくつもりですが、飼い主様も自宅の雌のワンちゃんネコちゃんが避妊手術をしていない際はこの「子宮蓄膿症」を頭の片隅に覚えていていただくと良いと思います。

一般的には中年~老齢にかけて起こりやすいですが、私は一度1歳未満のシーズーちゃんで初発情の2か月後に子宮蓄膿症になったケースを経験したことがあるため、若いからといって子宮蓄膿症にならないとは言い切れません。

ちょっと怖がらせてしまうかもしれませんが、子宮蓄膿症は発見が遅いと亡くなってしまう危険も十分あるとても怖い病気です。

ぜひ皆様覚えておいてください。

以上、院長でした!
今後もたまに病院での出来事をお話ししていきたいと思います。


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Author:ベイタウンペットクリニック
ベイタウンペットクリニックです。
当院では皆様の大切な家族をサポート、飼い主様との十分なコミュニケーションをとり楽しいペットライフを提供するとともに地域密着ホームドクターを目指しています。

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