院長のつぶやき141 ご自宅でもできるワンちゃんネコちゃんの身体チェック⑩

前回の続きです!

それでは今回は新たな身体チェックについてお話ししていきたいと思います。

4)被毛や皮膚のチェック

皮膚の病気については以前、何回かお話ししたことがあります。↓

かゆい皮膚病編について
外耳炎について
当院での皮膚病アップデート<2012 → 2013>

被毛と皮膚は外部の刺激から身を守るために重要な役割を果たし、かつ血管や神経も豊富なため、体温調節や周囲への感覚を知る上でも重要な組織です。

そのためその皮膚に赤みがあったりフケが目立つときや、被毛の一部が抜け落ちているところがあるとその部位は体の抵抗力が負けていることになります。ある程度のコンディション低下であれば自然治癒することも多いですが、ワンちゃんネコちゃんは一度気にしだすとずっと掻いたり舐めたりするため、短期間のうちに一気に悪化してしまうことがよくあります。

そのため、早めに異常に気づいてあげることが大事になってきます。

被毛や皮膚の異常を早期発見するには日々ワンちゃんネコちゃんの体を触わりながら見てもらうことが重要です。

全身を日々触ってもらうことで被毛や皮膚の異常だけでなく「がん」のような腫瘤にも早く気づくことができます。


理想は毎日全身のブラッシングなどをしてあげながら皮膚を確認していくと、古くなった毛を取ることもできますし、皮膚に程よい刺激が加わるため、新たないい毛も生えやすくなります。

全身のブラッシングをしながら同時に見ていただきたいのが、皮膚の色です。
健康な動物の皮膚は薄いピンク色をしていることが多いです。
そのような皮膚が赤くなっているところがあると皮膚病かもしれません。
また、皮膚が青白く見ているときは血液の流れが悪くなっていたり貧血の疑いがあります。
そして黄色いことがあると、肝臓が悪くなると起こりうる『黄疸』という症状かも知れません。
また内出血のような皮膚を発見したときは要注意です!もしかしたらそれは免疫異常のような怖い病気が隠れているかもしれません。

ちなみに当院で開催しているドッグマッサージもおすすめです。
適切に触ってもらうことで病気の予防にもつながりますし、ワンちゃんネコちゃん自身も触ってもらえると気持ちい事が分かり、より全身を触りやすくなります。
飼い主様とペットとのコミュニケーションの一貫にもなりますのでご興味を持たれた方がいらっしゃいましたらぜひご参加ください。

別の観点からのチェックポイントとしては、皮膚をつまむことで脱水しているかどうかのある程度の判断をすることもできます。
脱水 | 海浜幕張 | 動物病院

健康な子であればすぐのばされた皮膚は元に戻るのですが、この戻り方がゆっくりな場合は脱水している可能性があります。
ある程度お年をとってきている子だと若い頃と比べると戻るまでの時間は多少かかるようになってきますが、通常は一秒ぐらいで元の状態に戻るはずです。
一度元気なときにでもご自宅のワンちゃんネコちゃんで試してみてください。



次回は被毛や皮膚の異常について代表的なものを写真などを使って解説したいと思います。

つづく

参考文献:Medical History and Physical Examination in Companion Animals ー小動物の問診と身体検査ー
     
スバル | ベイタウンペットクリニック





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