院長のつぶやき121 猫ちゃんの通院ストレスを軽減するためにできること 〜はじめてのキャリーケース・トレーニング〜 ③

前回の続きです!

それでは今回はキャリーケース・トレーニングをする上でやってはいけないことについてお話ししたいと思います。

 猫がキャリーケースに入った途端に扉を閉める。

前回お話しした通り、このキャリーケース・トレーニングの一番の目的は、
猫ちゃんにキャリーケースを「安全な場所」と認識させること
になります。そのため、キャリーケースの中にいても「嫌なことが絶対に起こらない」と猫が感じることが大切です。慣れないうちに閉じ込めることは絶対にしないようにしましょう!
無理にやると、二度とそのキャリーケースには入ってくれなくなる可能性があります。


 キャリーケースの中に落ち着いていられないうちに、「出る」練習を始める。

キャリーケースから「出る」練習は
キャリーケースに自分で入ることができ、まずリラックスしてキャリーケース内に自発的に留まることができてから行いましょう!
キャリーケースの中に落ち着いていられないうちに「出る」練習をしてしまうと、すぐにキャリーケースの中から出て行ってしまうことを学習してしまいます。


 おやつだけで誘導してキャリーケースに入れようとする。


キャリーケースを警戒しているうちは、おやつで誘導しながらキャリーケースに入るのは難しくなります。
おやつはキャリーケースの中にあらかじめ置いておき、さらにキャリーケースの中に好きな敷物などを用意して、居心地の良い環境を作ってあげると、猫は自分から入りやすくなります。



 飼い主様が、猫がキャリーケースに早く入るように強制する。


猫にキャリーケースに早く馴染んでほしいあまりに、早く中へ入るように声をかけたり、身体をつかんだりして猫の行動を強制することは絶対に避けましょう!
大事なことは、猫が自分からキャリーケースを「安心できる場所」と認識することです。緊張や警戒をさせたり、怖がらせたりしてはいけません。


 特に恐がりの猫ちゃんのためのちょっとしたアドバイス 

恐がりの猫ちゃんは、風でキャリーケースの扉がパタンと閉まったり、自分の身体が扉にぶつかったときに生じる音にもびっくりして警戒してしまうことがあります。
そのため、開けっ放しにしてあるキャリーケースの扉は、ストッパーやテープなどで動かないように固定してあげましょう!!

とにかく猫ちゃんのキャリーケーストレーニングは焦らないことが肝心です。
猫ちゃんのペースでキャリーケースに触れる機会を増やし、安心できる場所として認識させてあげてください。

次回は、このキャリーケーストレーニングの成功をさらに高める裏技についてお話ししたいと思います。

つづく



キャリーケースに入って動物病院へ健診へ行こう!


ちなみに動画では洗濯ネットでしたが、慣れてきたら胴輪をつけてキャリーケースに入れるようになるのも理想的です。

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参考文献:2013ビルバック猫行動学セミナー配布資料




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