心臓病を持つワンちゃんの飼い主様にはぜひ見て頂きたいです!

どうも!院長です。

先日私はベーリンガーインゲルハイムベトメディカジャパン株式会社主催のセミナーに参加してきました。

循環器特別セミナー
「僧帽弁閉鎖不全症の治療と
その評価法を考える」

講師:東京農工大学共生科学技術専攻院 
動物生命科学部門 獣医外科学境室
  准教授 福島隆治 先生


今回のセミナーは老犬になるとほとんどの子がかかる病気である「僧帽弁閉鎖不全症」になったときに使用することが多い「ピモベンダン」というお薬に関するお話がメインでした。

ピモベンダンとは慢性心不全のときに使用するお薬で、
①強心作用
②血管拡張作用

という作用を発揮し、ワンちゃんの弱った心臓を補助します。

数年前にこのお薬が出てきてから、いままで維持することが難しかった心臓病のワンちゃんもこのお薬により心臓をいい状態に保つことができるようになり、ワンちゃんの心臓病の治療は劇的に改善しました。
私の中ではまさに心臓病のワンちゃんのための救世主のようなお薬でした。

そんなピモベンダンに関するセミナーだったため、私にとってはより深い知識を学ぶことができたのでとても興味深く充実した時間を過ごすことができました。

このセミナーの中で一般の飼い主様でもすぐに役立つことができる、まさに「目からウロコ」という内容がありましたので、皆様にお知らせしたいと思います。

それは、


僧帽弁閉鎖不全症の治療を安静時呼吸数で評価する!


というものです。

つまり心臓の状態が維持できているか、悪化しているかが呼吸する数を数えるだけで評価ができるというものなんです。

すごいですよね!


その評価の要点をお伝えしますと、

・健康な成犬の寝ているときの平均呼吸数は15回/分で、25回/分を上回ることはない。
・その平均呼吸数は、日や気候に影響を受けず、また体重・年齢なども関係しない。
・ほとんどの犬で活動しているときの安静時呼吸数は30回/分を上回ることはない。

ということです。

それに基づいて心臓病の子の状態を呼吸数で把握する目安としては

・安静時の呼吸数が30回/分を上回る場合は、呼吸をしづらくさせている原因を調べる必要あり。
・安静時呼吸数が40回/分を上回る場合は肺水腫を疑う。

とのことです。

これはもちろん興奮している状態だと呼吸は速くなるので上記にお話しした数値は役には立ちません。
しかし、この平均呼吸数を知っておいてもらうことで、自宅でのんびりしているときに何気なくワンちゃんを見たとき、呼吸数が平均より速くなっていると心臓に変化が出ている可能性があるということが飼い主様でもすぐ分かるようになるのです!

まずは自宅で呼吸数を計ることからはじめてみませんか?

それがいざというときに役に立ち、心臓の病的変化を早期発見することにつながります。

参考にして頂ければ幸いです。

以上、院長でした。
またセミナーに参加した際は報告したいと思います。


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