院長のつぶやき114 うさぎの定期健診されていますか? ③

今回のブログもちょっぴり刺激のある写真が掲載されているため食事中の方は見るのをお控えください!!


前回の続きです!

今回はうさぎの歯についてお話ししたいと思います。

歯のトラブルは前回お話ししたお腹のトラブルと同じくらい来院頻度が多いものになります。

うさぎの歯は「常生歯」といって常に伸び続けます。
そして咬むことによって伸びてきた歯は削れ、適切な長さで維持されています。


しかし適切な食餌を与えていなかったり、ケージなどをガチガチかじるなど通常とは違う歯の使い方を繰り返すと、少しずつ噛み合わせが悪くなってきてしまい、徐々に切歯(前の歯)や臼歯(奥の歯)が通常とは異なる方向に伸びていきます。
そのうちその歯が伸びすぎることにより、ごはんが食べづらくなったり、口腔内を傷つけるようになったりして食欲が低下し、前回お話ししたようなお腹のトラブルに発展していきます。

このような噛み合わせが悪くなってしまう状態を不正咬合といい、ある程度ひどくなってしまった場合はもううさぎ自身ではその歯が削れなくなってしまうため、定期的に余分な歯を削ってあげる処置が必要になってきます。

ウサギ3

ウサギ2 



前回お話ししたお腹のトラブルと歯のトラブルは密接に関連をします。
不正咬合になってくるとフードを食べなくなり、お腹のトラブルにつながり、
逆にお腹のトラブルが続いているとフードを食べなくなり、適切な咬む行為が減るため歯の噛み合わせも悪くなっていきます。

そのため動物病院に来られたうさぎに関しては私はどんな来院理由であれ、必ず歯の状態の確認を行います。
切歯(前の歯)に関しては飼い主様でも気づくことができますが、問題は臼歯(奥の歯)です。
臼歯に関してはご自宅で飼い主様自身が直接確認することは困難です。

そのため臼歯に関しては定期的に動物病院で確認してもらうことがが大事になってきます。

ご自宅で臼歯の異常を疑う症状としては
①食餌の食べつきが悪い。
②普段より口をモゴモゴ動かしている時間が長い気がする。
③よだれが多くなってきた。
④食べ残したフードに血が付いている。

などが発見された場合はお早めに動物病院にご相談することをおすすめいたします。

次回は尿のトラブルに付いてお話ししたいと思います。

つづく


参考文献:実践うさぎ学 
     エキゾチックアニマルの診療指針 





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