院長のつぶやき111 軟口蓋過長症ついて③  〜お宅のワンちゃんいびきの音がひどくないですか?〜

前回のつづきです!

それでは今回は軟口蓋過長症の手術についてお話ししたいと思います。

まずは前回お話ししたように興奮させることなくスムーズに麻酔をかけます。

十分に麻酔がかかった後に軟口蓋が見えるようになるまで口を大きく開けます。



ちなみに軟口蓋とはここの部分のことです! ↓




ぶひ

細かい手技はありますが、手術内容を理解してもらうため、私のつたない絵を使ってなるべく簡素に説明をしたいと思います。


これが軟口蓋です!
なんこうがい1


まずは軟口蓋の先端を鉗子を使ってひっぱります!
なんこうがい2

切断面を決定し、鉗子でしっかり保持をします!
なんこうがい3

鋏を使って余分な軟口蓋を切除します!
なんこうがい4


吸収糸(抜糸の必要ない時間とともに溶ける糸)を使って縫合をします!
なんこうがい5


いかがでしょうか?
病院によってはレーザーメスを使用したり、鉗子で患部を挟まず糸で牽引しながら行うなどさまざまな手術方法はありますが、私は一番慣れているこの方法で手術を行っています。

細かくお伝えすると様々なポイントはありますが、手術の難易度としてはそこまで高いものではありません。
麻酔をかけるリスクとこの手術を乗り越えれば、軟口蓋過長症が原因で起こっている呼吸しづらい状態はだいぶ改善されます。

ズーズー と大きな音をしていた呼吸が退院する頃には スースー もしくはほぼ無音になることも実際とても多いです。


通常この軟口蓋過長症は1歳過ぎたくらいから徐々に出てくる傾向があります。

小さい頃はぜんぜんいびきをしなかったのに最近いびきがひどくなってきたなぁ・・・

と感じている飼い主様がいましたらもしかしたら愛犬が軟口蓋過長症になってきているのかもしれません。

また高齢になるについてこの軟口蓋過長症は手術が困難になってくるケースがもあります。
もし手術を考えるのであれば症状が軽度の頃に考えれるのが一番です!


気になる方がいらっしゃいましたらぜひ主治医の先生にご相談されてみてください。


以上で今回の軟口蓋過長症のお話を終わりにしたいと思います。
次回からはまた新たなトピックをお話ししたいと思います。







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