犬とは違う?!猫のアレルギー性皮膚疾患への対処法 〜猫アトピー性皮膚炎ってあるの?〜

どうも!院長です。

先日私は皮膚病のセミナーに参加してきましたので、今回はその報告をさせて頂きたいと思います。

特別限定セミナー
ノバルティスパスポートセミナー2013
犬とは違う?!猫のアレルギー性皮膚疾患への対処法 
〜猫アトピー性皮膚炎ってあるの?〜

講師: 関口麻衣子 先生
帝京科学大学 動物皮膚科研究室
生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授


以前、別のセミナーで猫ちゃんのアレルギー性皮膚炎のことは報告しましたが、今回はまた別の視点から猫ちゃんのアレルギー性皮膚炎について語られていたためとても興味深かったです。

犬のアトピーはある程度研究がすすんでいますが、猫のアトピーはまだ研究段階で正確な定義も確立していません。そのため診断もはっきりできないのが現状です。

しかし、実際猫ちゃんのかゆみに悩まされている飼い主様も多いのではないでしょうか?

今回のセミナーで関口先生が猫アトピーの治療でおっしゃっていたのは、

①他のアレルギーと感染症の関与を評価してから開始
ノミや疥癬など猫ちゃんのかゆみを伴う皮膚炎の原因は他にもあるため、まずはアレルギー以外の原因の診断と治療を行っていきます。

②猫は食餌療法に反応するものが比較的多い。
①でアレルギー以外の原因が除外されてもなおかゆい子は食餌性のアレルギーを除外するためにアレルギー専用の処方食をあげてかゆみが改善するかをみます。

※猫ちゃんはワンちゃんと比べて食餌療法だけでかゆみが和らぐ子が多いので、猫ちゃんが食べてくれるようであれば食餌療法は絶対試すべきだそうです!


③猫はステロイド療法による副作用が出にくいが、徐々に効果が下がってくる傾向

猫ちゃんはワンちゃんと比べてステロイドの副作用は出づらい分、高用量で使用しないと反応に乏しく、しかもステロイドにもあまり反応しないかゆみが多いそうです。

④猫はシクロスポリンに反応するものが多い。
シクロスポリンとは免疫抑制剤のことです。
ワンちゃんだとシクロスポリン単独では効果が弱いことも多く、ステロイドの用量を減らすためにシクロスポリンを併用していく場合が多いのですが、猫ちゃんはシクロスポリン単独でも効果が出ることが多く、猫ちゃんが継続的に服用できれば効果はかなり期待できるそうです。

他にも実際に効果があるような治療もいろいろ聞くことができ、とても有意義なセミナーでした。

猫ちゃんは性格によってお薬を飲ませるのが難しかったりフードの変更が難しかったりすると思いますが、その子にあった治療法は必ずあると思います。
もしも自宅のネコちゃんがかゆみに悩まされている方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

以上、院長でした。
今後もセミナーに参加した際は報告をしていきたいと思います。

過去のセミナー報告はこちらへ





ツイッター始めました! 
主にブログの更新情報、そしてたまに院長もつぶやいています。
今回のブログの感想や聞きたいことなどもあればぜひツイッターに返信お願いします。
リアルタイムとはいかないかもしれませんがなるべくお答えしたいと思います。

応援よろしくお願いします。↓



ツイッターについて


<お知らせ>

セカンドオピニオンについて

当院でのペットの健康管理について  


 セミナー情報 参加者受付中 
2013年9月25日(水) 第4回デンタルセミナー
関連記事
プロフィール

ベイタウンペットクリニック

Author:ベイタウンペットクリニック
ベイタウンペットクリニックです。
当院では皆様の大切な家族をサポート、飼い主様との十分なコミュニケーションをとり楽しいペットライフを提供するとともに地域密着ホームドクターを目指しています。

☆初めての方はこちらへ
☆お知らせ
☆記事まとめ
ホテルまとめ
ねこのぺーじ
セミナー参加報告
いろいろな病気の解説をしています↓
院長つぶやきまとめ
☆地域猫募金について
最新記事
カテゴリ
おすすめサイト
ツイッターやってます!

ランキング


にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ

blogramで人気ブログを分析
アクセスカウンター