院長のつぶやき101 今、問題になっているダニの病気について ②

前回の続きです!!

今回のつぶやきシリーズは、現在問題になっている重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について獣医雑誌に掲載されたものを紹介しています。


問2 SFTSはヒト以外の動物もかかりますか?

回答

現在まで、動物でのSFTSの発症は報告されていません。
しかし、中国では牛と羊からSFTSウイルスの遺伝子が検出されており、
犬、牛、羊、山羊、豚、鶏、ハリネズミからSFTSウイルスの抗体が検出されていることから、このウイルスは動物に感染すると考えられます。

SFTSはマダニに咬まれることでヒトに感染すると考えられていますが、感染者の血液を介したヒトからヒトへの伝搬の可能性も報告されています。

動物の血液から人に感染したという報告はありませんが、血液を扱う際には直接接触を避けるなどの注意が必要と考えられます。



・・・つまりヒトに感染するかどうかは別にして犬もSFTSウイルスを持っている可能性があるということになります。そう考えると怖いですね。


ちなみにマダニが犬に付着してからどれくらいで病原体が犬の体内に入ってくると思いますか?


セミナーの解説によると、
だいたい付着後48時間程だそうです。
ただウイルスに関しては早く種類にもよるかもしれませんが、マダニの付着から約15分ほどで動物の体内に入るそうです。

だに

また先日当院で開かれたノミダニセミナーで講師の川上さんがおっしゃっていましたが、

付着しているマダニを無理矢理取ろうとして胴体の部分をつまむと、その刺激で病原体を体に押し入れてしまう可能性もあるそうです。

そう思うと怖いですよね・・・!


また次回もSFTSについてのお話をしたいと思います。

つづく






<参考文献>
・月刊CAP 2013年4月号 『今、問題になっている重症熱性血小板減少症候群とマダニ』
・『マダニ媒介性感染症についての最近の話題』セミナー資料



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