院長のつぶやき96 「犬と猫の肥満とダイエット」②

前回の続きです!

それでは肥満になってしまった子の健康上の負担についてお話しします。

代表的なものとしては、以下のようなことが肥満から発展して起きてきます。

・関節や靭帯の疾患
・心臓病
・糖尿病
・腫瘍
・抵抗力の低下
・泌尿器疾患
・皮膚病

などなど

ここで一つ注意点があります。
よく人では太っている人が糖尿病になるというイメージを持っていると思います。
猫に関しては人と同様に肥満になると、体がインスリンに抵抗性を示すようになり、糖尿病になってしまうことがあります。
しかし犬に関しては人や猫のような肥満によって体がインスリンに抵抗性を示し、糖尿病になることは通常ありません。犬の糖尿病のほとんどが遺伝性のもののため、肥満は糖尿病のリスクにはなりません。


ちなみに猫ちゃんの肥満に関してもう少しお話しすると、以前参加したセミナーの報告によれば


肥満の猫と適正体重の猫を比較した場合、

肥満の猫は、
・アレルギーの関与しない皮膚疾患を発症する確率は2倍
・糖尿病を発症する確率は4倍
・獣医師の治療を必要とする跛行を発症する確率は5倍

になるそうです!

・・・怖いですね。


それでは次回はなぜ一度肥満になった子はダイエットをしてもやせにくいのかについてお話ししたいと思います。


つづく


スミス登場





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<参考文献>
・秋のヒルズ学術講演会2012 セミナー資料
・春のヒルズ学術講演会2013 セミナー資料




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