院長のつぶやき89 膝蓋骨脱臼について ③

前回の続きです!

それでは今回は膝の手術に関してお話ししたいと思います。
実際当院で行った手術の写真もお見せしながら説明しますので、そういうものを見るのが苦手な方はご注意ください。












それでは膝の手術の説明をしていきます。
膝の手術を行う場合、ほとんどの子が滑車溝(膝のお皿がはまる溝)の構造がなくなくなってしまっています。
そのため、膝の手術は人工的に滑車溝を作り、そこにはずれてしまったお皿を戻します。

あとはその子の程度によっては、関節が緩んでしまっている子は関節を縮める処置を加えたり、骨が変形し、じん帯の位置がおかしくなってしまった子はじん帯の位置を変えたりする手術を組み合わせ、新たな使いやすい膝に矯正していきます。


前回、膝のお皿がはまる滑車溝が浅い子がいるというお話をしましたが、実際写真をお見せするとこのような状態です。↓

パテラ1



本来この骨の部分に溝がしっかりあるはずなのですが、この子はその溝がほとんど存在していません。


手術で溝を作るとこのようになります。↓

パテラ2


別の子の写真も紹介します。↓
パテラ3

溝を掘ると
パテラ4

このようになります。
パテラ5





いかがでしょうか?
このような溝を新しく作ってあげて、プラス関節やじん帯の調節をするとしっかりした膝に矯正できます。

そしてこの手術をすればその後は極端なアクシデントがない限りはまず膝がはずれる心配はなくなります。



次回はこの膝の手術をした子の術後の経過についてお話ししたいと思います。

つづく





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