ベイタウンペットクリニックBlog
ベイタウンペットクリニックのブログです。 主に病院からのお知らせ、ちょっとしたことや日々のことなどを配信しております。
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特別講演会 皮膚科専門医のカルテより
どうも!院長です。
前回、震災追悼チャリティーのお話をさせて頂きましたが、そのときのメインのセミナーはこのような内容のものでした。
皮膚科専門医のカルテより
〜どう考え、どう治療していくのか、のぞいてみよう!〜
講師:永田雅彦 先生
獣医師 博士(獣医学)/アジア獣医皮膚科専門医/
ASC Animal Specialist Center 皮膚科
役職:日本獣医皮膚科学会副会長/アジア獣医皮膚科専門医協会理事 等
永田先生のセミナーは以前にも参加したことがありましたが、そのときは理論的なことがメインのセミナーでした。
今回のセミナーでは実際の患者として来院されたワンちゃんネコちゃんを例にして永田先生がどのように診断していくのかをとても分かりやすく掘り下げてお話しして頂きました。
永田先生が皮膚病を診るときのおおきな流れとしては
まず飼い主様の思うペットたちの主訴(どこがかゆいのか?いつからかゆいのか?など)を聞く。
↓
かゆみの大まかな分類をする。
①生理的な変化
②病的な変化 一時的な要因
③病的な変化 持続的な要因
を見極めます。
↓
その上で、そのかゆみを生じる病気が何なのかを考える。
①感染症
②皮膚炎(非感染症)
③先天的要因
④精神的要因
↓
その疑わしい病気に関してそれぞれ評価をしていく。
↓
診断の確定
と理論立てて見逃しがないような診断をしています。
その考え方、診断方法はとても勉強になり、私もできる限り実践していきたいと思いました。
そのような方法で診察をしていけば必ず原因がはっきりしそうに感じるのですが、実際犬猫の皮膚病はそれでも分からない皮膚病が多く存在するようです。
専門医だからこそそのような難しい皮膚病と向き合い、いろいろ手を尽くしながら診断治療をしている現場を今回のセミナーで学ぶことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
皮膚病は動物病院で一番多く来院する病気ですが、とても奥深く複雑な病気です。
今後も最新の知識を吸収しつつ日々の診療に生かしていきたいと思います。
以上、院長でした。
またセミナー参加した際は報告したいと思います。
過去のセミナー報告はこちらへ
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当院でのペットの健康管理について
※いままでの『院長のつぶやき』をご覧になりたい方はこちらへどうぞ
→ つぶやきのまとめ
セミナー情報 参加者受付中 
2013年4月10日ノミ・ダニセミナー
2013年5月19日(日) 第2回 わんちゃんのシニアサポートセミナー
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永田先生のセミナーは以前にも参加したことがありましたが、そのときは理論的なことがメインのセミナーでした。
今回のセミナーでは実際の患者として来院されたワンちゃんネコちゃんを例にして永田先生がどのように診断していくのかをとても分かりやすく掘り下げてお話しして頂きました。
永田先生が皮膚病を診るときのおおきな流れとしては
まず飼い主様の思うペットたちの主訴(どこがかゆいのか?いつからかゆいのか?など)を聞く。
↓
かゆみの大まかな分類をする。
①生理的な変化
②病的な変化 一時的な要因
③病的な変化 持続的な要因
を見極めます。
↓
その上で、そのかゆみを生じる病気が何なのかを考える。
①感染症
②皮膚炎(非感染症)
③先天的要因
④精神的要因
↓
その疑わしい病気に関してそれぞれ評価をしていく。
↓
診断の確定
と理論立てて見逃しがないような診断をしています。
その考え方、診断方法はとても勉強になり、私もできる限り実践していきたいと思いました。
そのような方法で診察をしていけば必ず原因がはっきりしそうに感じるのですが、実際犬猫の皮膚病はそれでも分からない皮膚病が多く存在するようです。
専門医だからこそそのような難しい皮膚病と向き合い、いろいろ手を尽くしながら診断治療をしている現場を今回のセミナーで学ぶことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
皮膚病は動物病院で一番多く来院する病気ですが、とても奥深く複雑な病気です。
今後も最新の知識を吸収しつつ日々の診療に生かしていきたいと思います。
以上、院長でした。
またセミナー参加した際は報告したいと思います。
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