症状から考える病気(4) 「食欲異常」③

前回の続きです!

それでは今回は『食欲異常』の中の「多食症」についてお話ししていきたいと思います。

またはじめに教科書の抜粋からどうぞ!

多食症の鑑別診断リスト

☆一次性多食症
◯満腹中枢の破壊(まれ)
 ・腫瘍、炎症、感染
◯心因性
 ・過剰給与

☆二次性多食症
◯代謝率亢進
 ・甲状腺機能亢進症
 ・低温環境
◯異化亢進
 ・クッシング症候群
 ・糖尿病
 ・膵外分泌不全
 ・吸収不良症候群
 ・低血糖
 ・低カロリー食
◯医原性
 ・グルココルチコイド
 ・抗けいれん薬

いかがでしょうか?

代謝や異化という言葉はあまりなじみのない方もいらっしゃるかもしれませんが、かなりおおざっぱな表現をすると、
生命を維持するために必要な体の中の機能のことです。
この代謝があるおかげで生き物は食物からエネルギーを得て、様々な活動に利用することができるんです。

より詳しく知りたい方はウィキペディアを参考にしてください。

この生命に不可欠な代謝が乱れてくると『多食症』につながっていくことがあります。


前回同様大まかな要約をすると、

① 頭の問題(脳の異常)
② 食餌の問題
 (与え過ぎや不適切な食物など)
③ 代謝などの異常を引き起こす病気
④ 薬物


上記のリストにも書かれていますが、満腹中枢の破壊というのはまれなので、『多食症』に関しては食餌の与え方に問題がなければほとんどが代謝関係の乱れを引き起こす病気が隠れているといえます。

それでは次回、今回の『多食症』リストの中の代表的な病気についてお話したいと思います。


つづく


まねきいぬ



参考文献:徴候からみる鑑別診断 学窓社



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