老犬の飼い主様は必見です!(ネコちゃんも)

どうも!院長です。

先日、私は

犬骨関節炎症改善剤
「カルプロフェン・ベット注射液」
獣医整形外科学特別セミナー
「 The 関節疾患 
 診断と治療および管理方法について 」
講師: 原田恭治 先生
(日本獣医生命科学大学獣医外科学教室講師)

という学術セミナーに参加してきました。
今回は関節疾患ということでさまざまな関節の病気の診断や治療について学んできました。

本セミナーはかなり実践的な内容で、参加者全員にこのようなものをいただくことができました!

  

関節炎




これは「関節角度計」というものです!
こちらの道具を使うことで関節の可動域(動く幅)を数値として測定することができるのです。

具体的にはこのように測定していきます。↓


※セミナー資料より

このように測定し、
最大伸展角度 ー 最大屈曲角度 = 関節可動域

最大伸展角度:のばしたときの角度 
最大屈曲角度:曲げたときの角度

この計算式によって関節可動域を測定します。

各関節にはそれぞれ可動域の目安があります。
足を痛がっているときはうまく関節を曲げることができません。
関節の病気を持つ子たちを治療やリハビリしていくと関節が使いやすくなってきます。
その改善具合、悪化具合はいままでなんとなくの見た目の評価だけだったのですが、この「関節角度計」を使用することで客観的な数値での評価ができるのです。

これを機会に診察で少しずつ使っていきたいと思います!


そして今回のセミナーでは特に老犬の飼い主様に有益な情報がありました。

老犬になってくると老齢性の変化として関節炎が出てきたり、筋肉の低下が起きてきます。
それによって特に寝起きの動きが悪くなる、段差を嫌がる、散歩自体を嫌がる・・・など動くこと自体が徐々に不自由になってきてしまいます。
老齢性の変化である関節炎は基本的には治すことができません。
いままでは関節のサプリメントや痛み止めの薬などで治療をとってきましたが、それらの治療で改善できない子に関してはなかなかそれ以上の改善策がなかったのが現状でした。

それが今回の「カルトロフェン・ベット注射液」を週1回で4週間続けると、いままで治療で改善しなかった症状も良くなってくるそうです!

老犬は歩けなくなって寝たきりになってしまうと一気に弱っていきます。

そのためすべての子が良くなるとは言い切れませんが、老犬で動きたがらなくなってしまった子に関しては試す価値がある治療であると思いました。

またこの注射薬はネコちゃんの関節炎にも同様に効果があるそうです! 
以前のセミナー報告

ネコちゃんは年齢に関係なく多くの関節炎を持っている!

というお話をしましたが、実際動きが悪くなってきてしまうネコちゃんもいます。
そんなネコちゃんたちにも実際この注射治療をして改善するそうです。

もし動きに違和感があるネコちゃんがいましたらぜひ主治医の先生に相談してみてください!


猫の運動機疾患の慢性痛評価所見のチェックリストはこちらへ


以上セミナー報告でした。
年内のセミナーは今回で最後になります。また来年も学術セミナーに参加した際はこのブログを通じて飼い主様に役に立つような情報を発信していきたいと思います。



過去のセミナー報告はこちらへ



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