院長のつぶやき77 ネコちゃんの尿閉について ⑦

前回の続きです!

はじめの尿検査で細菌と結石が両方ともありました。

そういう子に関してどちらの病気がメインだったかを判断するには

膀胱炎と尿石症が落ち着いた状態で尿検査を行えば確実です!


はじめ細菌性膀胱炎と尿石症がそれぞれあるこの場合、まず抗生物質と処方食で治療を開始します。

そして膀胱炎が落ち着いてきたら抗生物質の服用をやめますが、処方食はそのまま継続していく。

それが一般的な治療の流れです。


一度尿結石ができた子は尿結石ができやすい体質であることは間違いありません。
そのためそういう子に関しては定期的に尿検査をしていきながら処方食を食べ続けることが理想です。


しかし処方食はやはり通常のフードより費用もかかるため、なるべく元のフードに戻したい。

そのような飼い主様も多いと思います。

そのような方にはまず膀胱炎の治療終了後、最低一ヶ月間は処方食を食べ続けるようにお伝えします。
そのあと、処方食から以前のフードに戻し、以前のフードを食べさせ始めてから2週間後ぐらいを目安に尿検査をすることをおすすめしています。

その2週間後の検査でpHが高くなって、結石が出ているようならやはり処方食を食べ続けなければいけません。

つまりこういう子は尿石症がメインだと言えます。


しかしその検査でpH、結石ともに落ち着いているなら定期的な尿検査が必要ですが、必ずしも処方食を食べ続ける必要はなくなります。

つまりこういう子は

膀胱炎がメインで尿石症はあくまで二次的なもの

だったと言えます。


先生の考えによってこの辺りの処方食の切り替える方法は異なると思いますが、もし処方食に関して悩まれている方がいらっしゃいましたら尿検査の結果を見て主治医の先生とご相談されることをおすすめします。



今回でこのトピックは終わりになります。

ネコちゃんが尿閉になるとどうなってしまうのか?
ネコの下部尿路疾患について
膀胱炎と尿石症について

いろいろお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

排尿の異常に気づいたら早めに動物病院へ

そのような飼い主様が増えるとネコちゃんたちの命に関わる病気を未然に防ぐことができます。
はじめの方で詳しくお話しした尿閉のときの症状、ぜひ頭の片隅でもかまいませんので覚えて頂けるありがたいです。

以上、院長でした。

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