院長のつぶやき50 乳腺腫瘍について

どうも!院長です。

今日からはまた新たなテーマに移りたいと思います。

今回はずばり

『乳腺腫瘍』

についてです!!

日々の診療で比較的遭遇しやすい腫瘍であり、かつ皆様によく理解して頂きたい病気でもあるため、これから数回にわけてお話ししていきたいと思います。



そしてさっそく出鼻をくじくようで申し訳ないのですが、「乳腺腫瘍」についてはお話しする前に、少し質問をさせてください。



そもそも腫瘍とは何でしょうか?



そう聞かれると案外明確に答えられない方も多いのではないでしょうか?


腫瘍とは一言で説明するとすれば

『組織の異常増殖によってできた塊』

のことです。

この一言だけでは

「なんだかよく分かりません!」

と思われる方も多いと思いますので簡単に説明しますと、

もともと体の組織は細胞の一つ一つに寿病があります。

古い細胞は自然となくなっていき、その分新しい細胞が常にできてきて「組織」として常に新しいものが古いものと置き換わることで一定のバランスで保たれています。

その細胞の一定期間でなくなっていくというプログラムが、何かしらの原因で故障すると本来はなくなっていく細胞たちがそのまま増殖し続けるようになります。

それが見た目で明らかに異常と分かるようなできもの(腫瘤)になっていくのです。それがいわゆる「腫瘍」です。

また「腫瘍」を語る上で大事なこととして
「転移」という現象があります。

「転移」とはその腫瘍が他の組織に移動することです。

つまり「転移」をするタイプの腫瘍は全身に悪影響を及ぼす可能性がある腫瘍なんです。

またよく腫瘍は「良性」と「悪性」があるとお聞きになった方も多いかもしれませんがこの「良性」、「悪性」の区別には「転移」が大きく関わっています。
その二つを簡単に説明しますと、

良性腫瘍とは、その場でその腫瘍が大きくなったりはするが、他の部位に転移することがない腫瘍のこと。

悪性腫瘍とは、他の部位に転移する可能性がある腫瘍のこと。

です。つまり転移しない腫瘍が良性で、転移する腫瘍が悪性ということになります。

この転移をするかしないか、つまり良性か悪性かが乳腺腫瘍の治療において大きくその後を左右するようになります・・・。

今回は腫瘍を語る上での用語の説明をさせて頂きました。

次回からこの用語をふまえつつ『乳腺腫瘍』についてお話ししていきたいと思います。

つづく






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