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スタッフのつぶやき113 「老犬老猫の飼い主様へ」

院長です。

寒さがよりつらい季節になってきました。
私は基本自転車通勤なのですが、朝晩はマスクの中が寒さで鼻水だらけになってしまうこともあり大変です。

現在は新型コロナウイルスの影響でただの風邪もあまり引けない状況になっていますので、皆様体調管理には今まで以上に気を付けていきましょう。

最近当院の診療では新しくペットを飼われるご家族も多く来院されているのですが、それ以上に老犬老猫が具合悪くなって来院することが増えました。

日本全体としてシニアのペットの割合が増えているとは思うのですが、去年あたりからかなり増えていきていることを実感しています。

年齢や病気の内容にもよりますが、私としては治せる病気は完治を目指したいと思い診療にあたっています。
しかし完治を望めない病気になってしまった子に関しては、いずれ訪れるお別れの時をどうしても意識しなければならなくなります。
私はさまざまな病気の子の診療をしてきましたが、その診療の中で、自分の愛犬愛猫が予期しないタイミングで突然亡くなってしまったときの飼い主様の喪失感は計り知れないものがあります。

私としては、治らない病気になってしまった際は、なるべくご家族で一緒に過ごしてもらいたい、そして最期は自宅で飼い主様たちと一緒に過ごしてほしい。
そのような思いで診療をしております。
そのため当院では治らない病気の子に関しては入院治療をできる限り避け、通院でなるべく治療ができるように飼い主様と治療内容をしっかり相談した上で行っています。

現在新型コロナウイルスが猛威を振るい緊急事態宣言も出る厳しい状況でもありますが、当院では通常の診療業務を継続できるよう、日々の換気や消毒は徹底して行っています。
そして待合室を密にしないために診療スタイルはお電話にて予約をしてもらい順番が来たら当院に来てもらう予約診療の形をとっています。診察までの待ち時間は今までよりもお待たせしてしまっていることもあるかもしれませんが、皆様の協力で病院内での密はおこりづらい診療スタイルはできてきています。

愛犬愛猫の健康な長生きを目指す。そしてご家族とペットとの時間を一日でも長く伸ばしていきたい。そのように思い日々の診療を行っています。

まだまだ寒い日が続き、新型コロナウイルスも全く油断ができない状況が続いておりますが、愛犬愛猫の体調で気になることがある際はまずはお電話にてご相談ください。

以上、院長でした。

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ベイタウンペットクリニック

Author:ベイタウンペットクリニック
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当院では皆様の大切な家族をサポート、飼い主様との十分なコミュニケーションをとり楽しいペットライフを提供するとともに地域密着ホームドクターを目指しています。

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