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子宮蓄膿症について

こんにちは!!看護師の千葉です

今年も残り一ヶ月となりました。
あっという間の1年でしたが、どんな年になったでしょうか?
来年も元気に迎えられますように!


さて今回は、わんちゃんに多い病気の1つ『子宮蓄膿症』についてお話したいと思います。


どんな病気?
メスの子宮内膜が腫れ細菌感染を起こし、子宮内に膿が溜まる病気です。
妊娠の為に排卵後に分泌されるホルモンの一つに(黄体ホルモン)、子宮粘膜を肥厚させ受精卵が着床しやすくさせるものがあります。
人間だと、妊娠が成立しなければ分泌が終了し排出されるのですが、犬だと妊娠が成立しなくても約2ヵ月間分泌し続けます。
その為に、子宮内膜が細菌感染を起こしやすく、子宮蓄膿症を発症しやすくなるので、犬に多い病気と言われています。

※稀に若い子でも発症する事がありますが、5歳以上で15%程度、9歳以上になると更に高い確率で発症すると言われています。


どんな症状が出るのか?
ぐったりして吐いたり、食欲がなくなります。水をたくさん飲むので、おしっこの量が増えます。
膿が溜まると腹部の腫れや、陰部から膿が出ることもあります。


治療法は?
早急な入院治療が必要になります。
全身状態に問題がなければすぐに手術をして、卵巣と子宮を摘出します。
全身状態が悪い場合は、抗生剤投与と輸液療法により体力の回復を待ってから手術を行う事もあります。

どうしても手術を行う事が出来ない場合は、内科治療になりますが、再発する可能性が高く亡くなってしまう事もある病気です。


予防法は?
子宮蓄膿症は、避妊手術により卵巣と子宮を摘出する事で予防できる病気です。
高齢で体調を崩してから手術となると、かなりのリスクを伴います。
発症率が高く防ぐことが出来る病気なので、出産の予定などがない場合は、リスクの少ない若くて元気なうちに、是非避妊手術を受ける事をお勧めします。


以上、千葉でした。
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