ベイタウンペットクリニックBlog
ベイタウンペットクリニックのブログです。 主に病院からのお知らせ、ちょっとしたことや日々のことなどを配信しております。
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わんちゃん・ねこちゃんの体温測定
こんにちは!!看護師の千葉です
だいぶ暖かくなり、春らしい季節になってきました
今年の冬は暖冬で、雪もあまり降らなかったので、私にとってはとても過ごしやすく感じました。
冬が好きな方には、ちょっと物足りない年だったのではないでしょうか?
今回は、健康チェックでとても重要な体温測定についてお話したいと思います。
わんちゃんやねこちゃんは、体調が悪くなっても言葉で伝える事が出来ません。
その為に、日頃から様子をチェックして、小さな異常も見逃さないようにする事が重要です。
その中でも体温は、健康状態を知るためのバロメーターとして有効で、体の異常をいち早く察知するためにも、健康の基準となる平熱を知っておきましょう。
犬猫の平均体温
人の平均体温は、36.5~37.0℃と言われていますが、
わんちゃん・ねこちゃんの平均体温は約37.5~39.5℃です。
哺乳類は、筋肉の量や運動量が多ければ多い程、体温が高くなるとされています。
簡単に体温をチェックする方法としては、耳やわきの下を触ってみるのがお勧めです。触ってみていつもより熱い冷たいと感じたら、体温計で実際に測ってみて下さい。
体温の測り方
一般的に、わんちゃんねこちゃんの体温は、肛門に体温計を入れて直腸温度を測ります
1人が体を動かないように支え、もう1人が測定を行うようにするとスムーズに出来ます。
片方の手で尻尾を持ち上げ、もう片方の手で肛門へゆっくりとまっすぐと体温計を約2~3㎝挿し込みます。
測定が完了するまで、尻尾と体温計を一緒に握るように持つと、体温計が抜け落ちたりする事が少なくなります。

体温計は、出来れば動物用を使用した方が正確に測れますが、人間用でも問題はありません。
体温計をラップで包み、肛門に挿入しやすくする為に、オリーブオイルやワセリンを塗ると良いでしょう。
肛門から測るのが難しい場合は、耳や眼で測れるタイプの体温計も販売されているので、使ってみるのもいいと思います。
嫌がって暴れてしまう場合は、怪我をしたり直腸を傷つけてしまう恐れがあるので、無理せず来院の際に測るようにしましょう!!
以上、千葉でし。た

だいぶ暖かくなり、春らしい季節になってきました

今年の冬は暖冬で、雪もあまり降らなかったので、私にとってはとても過ごしやすく感じました。
冬が好きな方には、ちょっと物足りない年だったのではないでしょうか?
今回は、健康チェックでとても重要な体温測定についてお話したいと思います。
わんちゃんやねこちゃんは、体調が悪くなっても言葉で伝える事が出来ません。
その為に、日頃から様子をチェックして、小さな異常も見逃さないようにする事が重要です。
その中でも体温は、健康状態を知るためのバロメーターとして有効で、体の異常をいち早く察知するためにも、健康の基準となる平熱を知っておきましょう。
犬猫の平均体温
人の平均体温は、36.5~37.0℃と言われていますが、
わんちゃん・ねこちゃんの平均体温は約37.5~39.5℃です。
哺乳類は、筋肉の量や運動量が多ければ多い程、体温が高くなるとされています。
簡単に体温をチェックする方法としては、耳やわきの下を触ってみるのがお勧めです。触ってみていつもより熱い冷たいと感じたら、体温計で実際に測ってみて下さい。
体温の測り方
一般的に、わんちゃんねこちゃんの体温は、肛門に体温計を入れて直腸温度を測ります

1人が体を動かないように支え、もう1人が測定を行うようにするとスムーズに出来ます。
片方の手で尻尾を持ち上げ、もう片方の手で肛門へゆっくりとまっすぐと体温計を約2~3㎝挿し込みます。
測定が完了するまで、尻尾と体温計を一緒に握るように持つと、体温計が抜け落ちたりする事が少なくなります。

体温計は、出来れば動物用を使用した方が正確に測れますが、人間用でも問題はありません。
体温計をラップで包み、肛門に挿入しやすくする為に、オリーブオイルやワセリンを塗ると良いでしょう。
肛門から測るのが難しい場合は、耳や眼で測れるタイプの体温計も販売されているので、使ってみるのもいいと思います。
嫌がって暴れてしまう場合は、怪我をしたり直腸を傷つけてしまう恐れがあるので、無理せず来院の際に測るようにしましょう!!
以上、千葉でし。た
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