ベイタウンペットクリニックBlog
ベイタウンペットクリニックのブログです。 主に病院からのお知らせ、ちょっとしたことや日々のことなどを配信しております。
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猫の腎臓病について
こんにちは!看護師の千葉です
今回は、猫の死亡原因でがんの次に多い『腎臓病』についてお話したいと思います。
腎臓病と言っても、猫の場合に多いのは、腎臓が徐々に炎症を起こして線維化し、腎臓が衰えて機能しなくなる慢性腎臓病です。
7歳以上のシニア猫ちゃんのうち、3~4割の子で腎臓病を患っていると言われています。
なぜ、そんな腎臓病が多いのでしょうか?
はっきりとした原因はわかっていないのが現状ですが、猫は元々砂漠に住む動物で、水分を有効に使うために尿を濃縮して排泄する為、それが原因で腎臓に負担がかかりやすいのではと言われています。
しっかりとした食事管理をしていても、高齢になると腎臓病になってしまう猫ちゃんが多くいるのです。
腎臓病になってしまったら
腎臓は一度壊れてしまうと治る臓器ではありません。
その為、腎臓自体を治療するのではなく、嘔吐や脱水などの症状を抑える対症療法が中心となります。
また、腎臓病の進行を遅らせる効果のある薬や、腎臓病に対応した療法食もありますので、その子にあった治療を行いましょう。
規則正しい生活を送っていても、高齢になると避けては通れない病気の一つです。
定期的な健康診断を受けることで、病気の早期発見・早期治療を行ってあげることが大切です。
高齢の猫ちゃんが増えてきていますので、出来るだけ快適にストレスの少ない生活が送れる事が、一番の幸せだと思います。

まだ2才の家康ですが、これからもずっと元気に過ごせますように

以上、千葉でした

今回は、猫の死亡原因でがんの次に多い『腎臓病』についてお話したいと思います。
腎臓病と言っても、猫の場合に多いのは、腎臓が徐々に炎症を起こして線維化し、腎臓が衰えて機能しなくなる慢性腎臓病です。
7歳以上のシニア猫ちゃんのうち、3~4割の子で腎臓病を患っていると言われています。
なぜ、そんな腎臓病が多いのでしょうか?
はっきりとした原因はわかっていないのが現状ですが、猫は元々砂漠に住む動物で、水分を有効に使うために尿を濃縮して排泄する為、それが原因で腎臓に負担がかかりやすいのではと言われています。
しっかりとした食事管理をしていても、高齢になると腎臓病になってしまう猫ちゃんが多くいるのです。
腎臓病になってしまったら

腎臓は一度壊れてしまうと治る臓器ではありません。
その為、腎臓自体を治療するのではなく、嘔吐や脱水などの症状を抑える対症療法が中心となります。
また、腎臓病の進行を遅らせる効果のある薬や、腎臓病に対応した療法食もありますので、その子にあった治療を行いましょう。
規則正しい生活を送っていても、高齢になると避けては通れない病気の一つです。
定期的な健康診断を受けることで、病気の早期発見・早期治療を行ってあげることが大切です。
高齢の猫ちゃんが増えてきていますので、出来るだけ快適にストレスの少ない生活が送れる事が、一番の幸せだと思います。

まだ2才の家康ですが、これからもずっと元気に過ごせますように


以上、千葉でした
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