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スタッフのつぶやき73 「治りの悪い下痢と吐き気にご注意を」

どうも!院長です。

あっという間に今年も半分が過ぎ、7月になりました。
6月は日によって気温の差が激しかったのもあったのか体調の崩すワンちゃんが多かったです。
特に当院では10歳以上のワンちゃんが下痢や吐き気などのお腹の崩れで来院したり、食欲不振で来院することがとても多かったです。

ワンちゃんたちは7歳からシニアと言われていますが、特に10歳以上になるといろいろ病気が出てきたり、体調を崩すことも増えてきます。


6月に体調不良で来られたシニアのワンちゃんの飼い主様からは、

今まで全く下痢したことなかったのに…

食欲だけはあった子なのにこの子が食べなくなるなんて…

そのような話もよく聞きました。
特に飼い主様は毎日我が家の愛犬を見ていますので、愛犬が普段と同じ様子で過ごしていると年を取ってきている印象はあまりないかもしれません。
だからこそささいな体調の変化も実は大きな病気が隠れている可能性があります。

6月は下痢吐き気の子が本当に多かったのですが、その中で通常の治療をしても治りが悪い子が何件かいました。
下痢が続いた子で調べたらお腹の中にがんが見つかった子もいましたが、
特に6月に最も多かった病気は「膵炎」でした。

膵炎は膵臓に炎症がおき、膵臓から分泌される消化液が膵臓の外側に漏れ出すことによって、膵臓自身や周辺組織が溶かされてしまう怖い病気です。

膵炎は突発的に起こることが多く、吐き気や下痢、食欲不振が続くことが多いです。
膵炎は血液検査で診断できますが、治るまでには時間がかかります。症状が軽度な子は通院でも治りますが、重症な子は入院治療が必要です。

ちなみに当院で先月膵炎と診断した子はほとんどが通院治療で治りましたが、入院治療をした子もいました。

これから本格的な夏になると、温度も上がりワンちゃんにはお散歩も行きづらいと思います。
特にシニアになったワンちゃんたちは体調が崩れることもあるかもしれません。
愛犬には意識的に水分をとる工夫をしてもらいながらこの夏をお過ごしください。

今回はワンちゃんをメインでお話ししましたが、猫ちゃんも夏は脱水が進み体調を崩す子も多くなりますので、特に普段からあまり水分をとらない子は気を付けて見てあげてください。

以上、院長でした。


家康
ちなみに家康は普段から水をよく飲む子です。
良く来院する猫ちゃんの飼い主様からは水をよく飲んでうらやましいと褒められてます。
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ベイタウンペットクリニック

Author:ベイタウンペットクリニック
ベイタウンペットクリニックです。
当院では皆様の大切な家族をサポート、飼い主様との十分なコミュニケーションをとり楽しいペットライフを提供するとともに地域密着ホームドクターを目指しています。

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