院長のつぶやき22 皮膚がかゆいんです!! ⑦

前回の続きです。



一般的に言われている食事性アレルギーの判断基準をお教えします。

食事性アレルギーが疑われる場合

①6ヶ月未満の若い犬での症状
②うんちの回数が多い。
③いつもかゆがっている。
④食物アレルギーの出やすい部位に皮膚炎が起きている。


皮膚1


これはあくまで目安ですが自宅のワンちゃんがもし上記の絵で示した場所を常にかゆがっていることがありましたら、食事をアレルギー対応食にすることでかゆがるストレスから解放されるかもしれませんよ!?
気になる方がいましたら主治医に相談されるのが良いと思います。


そして前回予告した通り、飼い主様によく質問されることの多い

「食事性アレルギーの子に対してのおやつの与え方」

に関してのお話もしたいと思います。

コップの理論にそって考えると、

その食材がアレルゲンとなりうるかどうか?

それがポイントなんです。

つまりおやつとしてあげようとしているものがワンちゃんにとってアレルゲンでなけれれば与えてもかゆみにはつながりません。

そのため、まず食事性アレルギーが起きていない状態にするため、アレルギー対応食のみを1~2カ月食べ続けます。

そうすると体の中では理論上食事に対するアレルギーは出ていない状態になります。

そのころには食事性アレルギーの子はかゆみもだいぶ和らいでいるはずです。

その状態になったら、その子にあげたいと思う食材を1つまず食べさせてみます。

そのあとでかゆみが出れば、その食材はかゆみにつながる。
かゆみが出なければその食材は食べてもかゆみにつながらない。


ということが判断できます。

そのように一つずつ試しながら食べさせていくと、食べることができる食材を増やすことができます!!

手間はかかりますが、確実な方法だと思います。

「かゆがらせたくないけど、色々な物を食べさせてあげたい」

そのような飼い主様はぜひ試してみてください。





皮膚のかゆみは命には関わることはありません。
けれど自宅の子が常に痒がっている様子をみるのはやはりつらいですからね…。

かゆみに悩まされている飼い主様へのちょっとしたヒントになれば幸いです。

次回はアトピー性皮膚炎についてお話ししたいと思います。


つづく





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