皮膚セミナー part.4

皆さん、こんにちは
看護師の小川です


前回からの続きで、今日は脂漏性皮膚炎のワンちゃんに使えるシャンプーをご紹介します
シャンプーのご紹介の前に『脂漏症』についてご説明します

脂漏症には「乾性脂漏」と「油性脂漏」の2種類があります。
そして、その脂漏症のワンちゃんの皮膚の状態は皮脂とターンオーバーの異常な状態です。

皮脂の役割は角質層からの水分蒸発を防ぎ、皮膚バリアをサポートします。また、抗微生物フィルムとしての役割を果たします。
皮脂が過剰に分泌(油性脂漏や湿性脂漏)すると、べたついたフケや臭み、マラセチアの増殖の原因になります。
逆に皮脂が減少(乾性脂漏)すると、乾いたフケの原因になります。
好発犬種としては、スパニエル犬種・ウェスティ・バセットハウンドが代表的です。

脂漏症と併発しておこりやすい、『マラセチア皮膚炎』という皮膚病があります。
この病気は脂漏症になりやすいコッカースパニエル、ウェスティ、ゴールデンレトリーバー、シーズーなどで多いとされていて、マラセチアという酵母が増殖することでかゆみ、赤み、皮膚の脱毛や肥厚という症状がみられます。
外耳炎を伴うことが多く、独特のにおいがします。スキンケアでは、脂漏の改善とマラセチアを減らしていくがポイントです

そこで今日は、「ケラトラックスシャンプー」をご紹介します
特徴としては、ほんのりとヒノキの香りがします。
ケラトラックスシャンプー

ケラトラックスシャンプーの効果は、
①べたつきとフケの除去 ②ターンオーバーの調整 ③皮脂の分泌調整 ④炎症(かゆみ、赤み)の緩和 ⑤微生物の定着阻止 ⑥殺菌と消臭 ⑦抗酸化、抗微生物 ⑧皮膚バリア補助
もう一つの特長として、角質溶解性シャンプーの中で唯一ねこに使えるシャンプーです

この写真は、ケラトラックスシャンプーを始めは3日に1回使い、その後1週間に1回使用した際の写真です。
お腹の赤みがかなり改善した様子です
皮膚


また、犬猫の乾性脂漏症での管理としてオススメなシャンプーは「セボダームシャンプー」です。
効果としては皮膚を保湿してくれて、かさつきをサポートしてくれます
セボダームは脂漏症の治療後のメンテナンスシャンプーとしてオススメです
こちらは柑橘系の香りがします

以上で、脂漏症にオススメなシャンプーのご紹介を終わります。



今日のマイベストショットはこちらの写真です

瞳の写真がとても綺麗なことと、プールを楽しんでいる表情がGoodです



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