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わんちゃんには危険なチョコレート

  
 
 
 
こんにちは。はじめまして!
6月よりベイタウンペットクリニックに入社致しました、看護師の 山浦(ヤマウラ) と申します(^O^)♬🎵
千葉県出身・千葉育ちで、好きな食べ物はグミ(固め)、ペットでマルチーズを飼ってます!
私の詳しい自己紹介と、愛犬の紹介はまた別の機会で更新させていただきますので、ご期待下さい(笑)
これからブログの更新も徐々に行っていきますので、よろしくお願いいたします。


記念すべき初のブログ記事は、犬には危険で有名なチョコレートについて掲載させていただきます。


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チョコレート -chocolate-

ワンちゃんにあげてはいけないもので有名なチョコレート。
皆様はなぜチョコレートがだめなのか、与えてしまうとどうなってしまうのかをご存知でしょうか?


簡単にいうと、ワンちゃんにチョコレートを与えると
チョコに含まれる"テオブロミン"という成分が体内で中毒症状(興奮物質)を引き起こしてしまいます。
テオブロミンの量は、チョコレートの種類や原料に使用されているカカオ豆にもよるので、
色が濃いチョコレートほど多くのカカオ豆が使われるため、テオブロミンの量も多くなります。
つまり、カカオの量が多い=テオブロミンが多い という解釈も出来ます。


体重1kgあたり
100mg~200mgの摂取で 中毒症状
240mg~500mgの摂取で 命の危険 があるようです。


わかりにくいので、実際のチョコレートに換算してみます。

テオブロミンの含有量(参考例)

ホワイトチョコレート 100g中  0.8mgのテオブロミン
ミルクチョコレート  100g中 177mgのテオブロミン
ダークチョコレート  100g中 559mgのテオブロミン
ココアパウダーや
ビターチョコレート  100g中 2300mgのテオブロミン

が含まれています。色の濃いものほど含まれていることもわかります...。
また、このテオブロミンはチョコレートだけでなく、コーラお茶にも含まれていることもあるので要注意です(T_T)



基本的に、中毒を起こすレベルの量を一度に食べてしまうことはないかと思いますが、
万が一飲み込んでしまっても、直後であれば病院にて吐かせる処置を行わせて頂くこともできますので、
まずはこのような事故や不安を起こさないためにも、
わんちゃんの手の届かないところ(いたずらしても開閉できない場所)に保管するようにしましょう!
同じ空間にいても、ほんのわずかな目を離した隙に、ぺろっと食べちゃうケースも珍しくはありません。
これはチョコレートに限ることではありませんが、なるべく愛犬に合ったフードやおやつを与えるようにしましょう🎵


ベイタウンペットクリニックではワンちゃん・ネコちゃんのトリーツ、
中にはひとも食べられるような美味しいものや歯にいいおやつなども販売してますので
機会があれば診察の合間にでも待合室の商品棚をご覧になってみてください!
サンプルも置いてありますのでご興味があればあげてみるのもいいかもしれません( ^O^ )★ミ

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おやつ


また、病院のエントランスにもおやつが置いてありますので
お散歩のついでにも立ち寄っていただけたらと思います🎵

以上 山浦でした

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Author:ベイタウンペットクリニック
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当院では皆様の大切な家族をサポート、飼い主様との十分なコミュニケーションをとり楽しいペットライフを提供するとともに地域密着ホームドクターを目指しています。

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