院長のつぶやき18 皮膚がかゆいんです!! ③

前回の続きです。

7つのかゆみの強い皮膚病の原因と治療についてそれぞれお話ししていきたいと思います。

①ノミ

ノミ

→ 駆虫薬を使用すれば治ります。

※ただしノミに対するアレルギーがあると、原因であるノミを駆除した後もかゆみが残ります。その際は抗アレルギー薬が必要になってきます。


②疥癬(かいせん)
とても強いかゆみがでます。その子によっては血が出るまで掻きむしります!

カイセン

→ 駆虫薬を使用すれば治ります。


③ニキビダニ症(犬毛包虫)
ニキビダニ単独だとかゆみはないですが、二次的に細菌やマラセチアなどの他の要因が加わると異常なかゆみになります。

ニキビダニ

→ 駆虫薬を使用すれば落ち着きます。


④細菌

細菌

→ 抗生物質や薬用シャンプーで治ります。


⑤マラセチア

マラセチア

→ 抗真菌薬や抗真菌シャンプーで治ります。


個々の原因や治療方法を詳しく説明すると専門的になってしまい、全体像を理解しづらくなってきてしまうかもしれないので今回は概要だけの説明でやめておきます。
より聞きたいというリクエストがあればまた機会を見てお話ししていきたいと思います。

上記の①〜⑤に関してはお薬などで適切な治療をとれば治すことが可能なかゆみになります。

またこれらの皮膚病は原因に対する治療をしていけば通常かゆみは改善されるため、基本的には「かゆみ止めの薬」としてよく使われるステロイドは使用しません。
(ただ来院する前に掻き壊してしまいあまりにもかゆみがひどくなってしまっている場合はしっかりお話をしてステロイドを短期間使用することもあります。あくまでもワンちゃんのかゆがり方によりますのでご理解ください・・・)

そして残されたあと2つ

⑥食物性アレルギー
⑦アトピー性皮膚炎


に関しては基本はかゆみを完全にとってあげるのは不可能な皮膚病になります。


次回この二つに関して説明していきたいと思います。

つづく




※参考文献「犬のアトピー性皮膚炎」パンフレット



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