ベイタウンペットクリニックBlog
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猫の利き手?
こんにちは、スタッフ高尾です
先日、某ニュースで『猫の利き手』というのを見て興味深く思い調べてみました
字を書いたり、箸を持ったりする手が人の利き手。人間の場合、左利きは男性の方が圧倒的に多く、利き手のメカニズムは脳機能やホルモンの影響など様々な説が唱えられているが、詳しい理由は不明とのこと…
そうした中、英国人心理学者が42匹の猫を使った研究を行い、オス猫は左、メス猫は右が利き手(足)とハッキリ分かれたという結果を発表。メディアは“ホルモン説”との関連に言及し、「(利き手は)人間以外の動物でも見られる」と注目。
この研究を行ったのは、英国立クイーンズ大学ベルファストの心理学者デボラ・ウェルズ博士と助手のサラ・ミルソップ氏で、その結果は専門誌「Animal Behaviour」で発表された。
ウェルズ博士らは21匹ずつのオス猫とメス猫、計42匹に3つのテストを実施。
その内容は
「小瓶に入れたマグロを取り出す」
「猫の頭上におもちゃのねずみを吊るす」
「猫の前でおもちゃのねずみをひもで引っ張る」
というもので、各猫が左右どちらの手を使うのかを調べた。
3つのテストは、1匹の猫につき100回繰り返し行われ、慎重に分析を重ねたという。
するとねずみのテストでは、左右の手どちらも使う猫が多かったのに対し、小瓶からマグロを取り出すテストでは、オスとメスでハッキリ利き手が分かれる結果となった。
オスの場合、21匹中20匹がマグロを取り出すのに左手を使用。一方のメスは、21匹中20匹が右手を使用していた。
性差による違いの原因など、具体的なメカニズムについては現段階では把握していない。
その上で「オスとメスでは、ハンティングや親の世話など、行動パターンが異なる」として、そうした違いが利き手に影響を及ぼす一因になり得る可能性を指摘している。
一方で「猫はオスもメスも単独で行動し、生き残る技術を身につけて進化する。その必要性に応じて両前足は機敏に動く」そのため違いがあるとは思えないという意見もあるとのこと。
さらに調べてわかったのが、なんと魚にも右利き、左利きがあるそうです
手足がない魚の場合、右利き、左利きとは「利き目」のことを指すそうで、敵が向かってきたときに右利きの個体は右回りに逃げ、左利きの個体は左回りに逃げるそうです
左右差があった方が素早く反応でき、生存の確率が高まるとのこと。
他にも、人間は全体の約10%しか左利きがいないのに対し、白熊は全個体が左利きだそうです
そのため、先住民族であるイヌイット達は白熊を仕留める際、まず初めに利き手である左手を打ち抜き、攻撃力を奪うといいます。
ということで、動物ごとに右利き、左利き事情はまったく異なるようで大変興味深い内容でした!!
ちなみに…
ロサンゼルス・タイムズ
↑この猫の利き手試験についてかかれている記事らしいのですが私はまったく読めません
英語が得意な方は是非英文版を見てみてください
で…
さっそくうちでもやってみました
マグロなどは用意できなかったのでネズミのおもちゃで実験!

み、右手だぁぁぁぁ!!!(うちの猫性別:♀)



でも結局右手だけではなく両手を使いだしてしまいましたが
あと、youtubeで見つけた猫の利き手検証動画です
入れ物からおやつを取り出そうとする姿が可愛いですね
でもこの猫ちゃん、うちの猫がアメショ柄なのでちょっと似てる
猫ちゃん飼いの皆様、ぜひ自分のうちの子の利き手がどっちなのか検証してみてください
では、スタッフ高尾でした!

先日、某ニュースで『猫の利き手』というのを見て興味深く思い調べてみました

字を書いたり、箸を持ったりする手が人の利き手。人間の場合、左利きは男性の方が圧倒的に多く、利き手のメカニズムは脳機能やホルモンの影響など様々な説が唱えられているが、詳しい理由は不明とのこと…
そうした中、英国人心理学者が42匹の猫を使った研究を行い、オス猫は左、メス猫は右が利き手(足)とハッキリ分かれたという結果を発表。メディアは“ホルモン説”との関連に言及し、「(利き手は)人間以外の動物でも見られる」と注目。
この研究を行ったのは、英国立クイーンズ大学ベルファストの心理学者デボラ・ウェルズ博士と助手のサラ・ミルソップ氏で、その結果は専門誌「Animal Behaviour」で発表された。
ウェルズ博士らは21匹ずつのオス猫とメス猫、計42匹に3つのテストを実施。
その内容は
「小瓶に入れたマグロを取り出す」
「猫の頭上におもちゃのねずみを吊るす」
「猫の前でおもちゃのねずみをひもで引っ張る」
というもので、各猫が左右どちらの手を使うのかを調べた。
3つのテストは、1匹の猫につき100回繰り返し行われ、慎重に分析を重ねたという。
するとねずみのテストでは、左右の手どちらも使う猫が多かったのに対し、小瓶からマグロを取り出すテストでは、オスとメスでハッキリ利き手が分かれる結果となった。
オスの場合、21匹中20匹がマグロを取り出すのに左手を使用。一方のメスは、21匹中20匹が右手を使用していた。
性差による違いの原因など、具体的なメカニズムについては現段階では把握していない。
その上で「オスとメスでは、ハンティングや親の世話など、行動パターンが異なる」として、そうした違いが利き手に影響を及ぼす一因になり得る可能性を指摘している。
一方で「猫はオスもメスも単独で行動し、生き残る技術を身につけて進化する。その必要性に応じて両前足は機敏に動く」そのため違いがあるとは思えないという意見もあるとのこと。
さらに調べてわかったのが、なんと魚にも右利き、左利きがあるそうです
手足がない魚の場合、右利き、左利きとは「利き目」のことを指すそうで、敵が向かってきたときに右利きの個体は右回りに逃げ、左利きの個体は左回りに逃げるそうです
左右差があった方が素早く反応でき、生存の確率が高まるとのこと。
他にも、人間は全体の約10%しか左利きがいないのに対し、白熊は全個体が左利きだそうです
そのため、先住民族であるイヌイット達は白熊を仕留める際、まず初めに利き手である左手を打ち抜き、攻撃力を奪うといいます。
ということで、動物ごとに右利き、左利き事情はまったく異なるようで大変興味深い内容でした!!

ちなみに…
ロサンゼルス・タイムズ
↑この猫の利き手試験についてかかれている記事らしいのですが私はまったく読めません

英語が得意な方は是非英文版を見てみてください

で…
さっそくうちでもやってみました

マグロなどは用意できなかったのでネズミのおもちゃで実験!

み、右手だぁぁぁぁ!!!(うちの猫性別:♀)



でも結局右手だけではなく両手を使いだしてしまいましたが

あと、youtubeで見つけた猫の利き手検証動画です

入れ物からおやつを取り出そうとする姿が可愛いですね

でもこの猫ちゃん、うちの猫がアメショ柄なのでちょっと似てる

猫ちゃん飼いの皆様、ぜひ自分のうちの子の利き手がどっちなのか検証してみてください

では、スタッフ高尾でした!

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