てんかんの最新治療戦略

どうも院長です!
先日私はDCファーマアニマルヘルス主催のセミナーに参加してきました。



犬用てんかん剤「コンセーブ錠」新発売記念セミナー

てんかんの最新治療戦略

特別講演
講師:長谷川大輔 先生
日本獣医生命科学大学 准教授

クリニカルカンファレンス
コーディネーター:長谷川大輔 先生
パネリスト:齋藤弥代子 先生
      渡辺直之 先生



今回は犬用の抗てんかん剤「コンセーブ錠」の発売記念セミナーということで、神経内科の第一人者である長谷川先生のてんかんに対する最新治療についてのお話でとても勉強になりました。

てんかんとは犬でもっとも一般的な脳の慢性機能性疾患で、犬での発生率は2%と言われています。
私も以前このブログでてんかんについてお話ししていますので良かったら参考にしてください。↓

院長のつぶやき:「てんかん発作について


てんかんはその発作により神経細胞死が起き、治療しないと頻度や重篤度が増すこともあります。
そしてひどい発作によっては重大な脳損傷を引き起こすこともあるため、ある程度発作の頻度が高まってくるようであれば抗てんかん薬による治療が必要になります。

治療開始の目安は3ヶ月に2回以上の発作頻度がある場合は対象となり、最近では6ヶ月に2回以上の頻度になった時点で治療した方が良いという意見もあるそうです。

今回のセミナーではそんな抗てんかん薬の薬ごとの作用の仕方や効き方、そして副作用についてとても分かりやすく解説していただいたのでこれからの治療に生かしていきたいと思います。


今回のセミナーで皆様にぜひ知っていただきたい内容としては、

自宅のワンちゃんネコちゃんの様子がおかしいときは動画をとって欲しい!

ということです。
今回のセミナーで例として出されていたのは、

2歳のチワワで突然前足を挙げて様子がおかしくなることがある。

というもので、診察室内では普通の状態でした。その後自宅で撮った動画を見ることでてんかん発作を疑い、種々の検査でてんかんと診断するに至りました。

始めの方にもお話ししましたが、てんかん発作は起こるごとに神経細胞がダメになってしまい頻度や重篤度が増してきます。
そのため初期の段階での治療がとても大事になってきます。

ご自宅で始めに起こる発作は動揺してしまい動画を撮るどころではないかもしれませんが、主治医の先生に言葉で発作について説明するのは難しいこともあると思います。
そのためもし可能であれば携帯電話の動画でも十分ですので撮影してみてください。


以上セミナー報告でした。

またセミナーに参加した際は皆様に報告したいと思います。

過去のセミナー参加報告はこちらへ

<お知らせ>


当院の情報をより分かりやすくお伝えするためにホームページを新しくしました!  
ベイタウンペットクリニックのホームページ

※いままでの『院長のつぶやき』をご覧になりたい方はこちらへどうぞ
 → つぶやきのまとめ
関連記事
プロフィール

ベイタウンペットクリニック

Author:ベイタウンペットクリニック
ベイタウンペットクリニックです。
当院では皆様の大切な家族をサポート、飼い主様との十分なコミュニケーションをとり楽しいペットライフを提供するとともに地域密着ホームドクターを目指しています。

☆初めての方はこちらへ
☆お知らせ
☆記事まとめ
ホテルまとめ
ねこのぺーじ
セミナー参加報告
いろいろな病気の解説をしています↓
院長つぶやきまとめ
☆地域猫募金について
最新記事
カテゴリ
おすすめサイト
ツイッターやってます!

ランキング


にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ

blogramで人気ブログを分析
アクセスカウンター