うさぎの疾病とその予防

皆さん、こんにちは
看護師の小川です

これまでワンちゃんやネコちゃんの病気についてたくさん触れてきました
今回から、数回に分けてワンちゃんネコちゃん以外の哺乳類の疾病とその予防についてお伝えしたいと思います。

今日は「ウサギちゃん」についてやっていきたいと思います
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最近病院でも少しずつ見かけるようになったうさぎですが、うさぎの主食が何か知っていますか
うさぎの食事で最も大切なのは干し草です!!
その補助としてラビットフードを与えるとされています。
うさぎをはじめとする草食動物は、食物が低栄養であるため、かなり具合が悪くなっても食事を摂取し続けます。そのため病気の発見が遅れがちです。まだ食べているから大丈夫と思ってはいけません。便の粒の大きさが小さくなってきたら要注意です


消化器疾患の予防について
うさぎの代表的な消化器疾患である『胃毛球症』ですが、その予防として換毛期に頻繁にブラッシングをすることで毛を飲み込む機会を減らすことも大切ですが、最も重要なのはやはり「食事」です。
ラビットフードは胃の中で毛と一緒になると塊を作りやすく、逆に干し草は胃の中の毛を腸へと送り出すのに役立っていると考えられます。十分な量の干し草を食べているうさぎでは胃毛球症の発生頻度が非常に低いことから、このことが予防の要点であると言っていいでしょう

尿石症の予防について
うさぎの尿は正常でも濁っており、これはうさぎではカルシウムが尿に大量に排泄されるためです。
したがって、うさぎにはカルシウムの尿石ができやすく、場所により腎盂(じんう)結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石と呼ばれます。これを予防するには、食物から摂取するカルシウムを制限することが必要で、チモシーなどカルシウムの含有量が少ない干し草と、カルシウムが適正に制限されたラビットフードを選びましょう。

子宮疾患の予防について
雌うさぎが10歳まで長生きすると、その100%近くが子宮疾患を経験すると言われています。子宮疾患には子宮がん、子宮筋腫などの腫瘍疾患もあり、子宮内膜過形成や子宮水腫など腫瘍以外の疾病もあります。発病が多いのは4~6歳です。悪性の子宮がんはもちろん死につながりますし、ほかの子宮疾患でも出血により失血死したり、拡大した子宮により胸が圧迫され、呼吸困難から死に至ります若いうちの不妊手術が唯一の確実な予防法です

骨折・脱臼の予防について
うさぎの骨は、軽量にするため非常に薄く、華奢にできています。したがって骨折しやすく、治るのにはたいへん時間がかかります。特に背骨が骨折すると脊髄神経を損なうため、下半身麻痺など重大な障害を一生背負うことになる恐れがあります。骨折や脱臼は、日常的な注意と安全な環境づくりによって予防ができます。大暴れすることのないよう配慮し、厳重に注意しましょう。


次回は「ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスター」の疾病とその予防についてお伝えします


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