嗜好性について4

こんにちは!スタッフ高尾です
今回もペットの嗜好性についてご紹介していきます


今回はペットの味覚『味』編です
前回はこちら→嗜好性について3



哺乳類では最近の分類法によって味神経のカテゴリーが4つにわけられています。
1、酸ユニット
2、アミノ酸ユニット
3、塩ユニット
4、その他ユニット(動物種によって異なる化合物に反応します)


酸ユニット
犬と猫には酸味に強く反応する味神経が数多くあります。犬と猫が酸味に敏感(特に猫 )なのはこのためだそうです。
食物は時間の経過と共に酸化が進み、酸度が高まり腐敗することにより「酸味」と「苦味」が生じるので犬猫は腐敗の程度を「酸味」で判定しています。腐食性動物の犬は腐敗臭やニオイの強い物を気にしないので、ゴミ箱漁りや拾い食いなど平気、とのこと。

アミノ酸ユニット
犬と猫はアミノ酸に特別に応答する味装置を備えているため、通常、植物由来の食べ物により動物由来の食べ物の方を好みます。
犬ではこのアミノ酸受容器は糖によって刺激されることもあり、以前は「甘み」受容器に分類されていました。
犬は糖が好きでこのことは一部の犬にみられる季節の果物を食べるという行動につながります。一方、猫は糖にはほとんど興味をしめさないそうです。

塩ユニット
草食動物では、塩(塩化ナトリウム)ユニットが特定されています。牛や馬が家畜用岩塩を特に好むのはこのためです。
しかし猫と犬では塩に特異的な受容器は明らかにされていません。これは猫と犬の天然の食事となる動物がバランスのとれたナトリウムを含有することから他の動物と同じように塩を探し出して塩かどうか識別する必要性がないためです。

その他のユニット
これまで「苦味」受容器に分類されていたユニットについて、犬と猫ではリンや胆汁塩、アルカロイド類(植物体に含まれる窒素を含む塩基性の有機化合物)をはじめ多岐にわたる様々な物質に反応することがわかってきています。



嗅覚と同じように味覚も年をとるにともなって次第に低下します。
ペットがあまり食べなくなったりするのは、上記でお伝えしたような『味』ではなく質感に基づいて食べ物を選んでいるせいもあるかもしれません。このようなことが起こった場合飼い主が気をつけていないと、高齢のペットでは何らかの異常な摂食習慣につながることがあります。

次回はその質感の好みについて書いていきたいと思います



では、スタッフ高尾でした



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