愛犬の遺伝病検査

どうも!院長です。
先日私は、日本畜犬遺伝性疾患協会主催のセミナーに参加してきました。


犬の遺伝性疾患セミナー 2014
「臨床現場で役立つ 犬の遺伝性疾患セミナー」

①変性性脊髄症
 Degenerative Myelopathy(DM)
  講師:神志那弘明 先生
岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科
 獣医臨床放射線学研究室 准教授

②進行性網膜萎縮症 Progressiveretinalatrophy(PRA)
  講師:津曲茂久 先生
日本大学生物資源科学部獣医学科 
 獣医臨床繁殖学研究室 教授



このセミナーでは普段あまり聞く機会のなかった遺伝する病気のお話でした。
今回聞いた2つの病気は、実際の動物病院で診断することもある代表的な病気でそれぞれの病気を深く知ることができたのでとても勉強になりました。

変性性脊髄症(DM)は日本では特に
コーギー
で報告が多い遺伝性の病気です。
DMは脊髄がゆっくりと障害される病気で、コーギーでは10歳前後での発症が多いです。
症状としては通常後ろ足から徐々に弱くなっていき、しだいに立てなくなり、前足も動かなくなってきてしまい最終的には頭頸部の麻痺も起きて、嚥下障害や呼吸障害も伴い最終的には亡くなってしまいます。
そしてこの病気は現在根本的な治療法がない難病です。

私も実際コーギーでこのDMになってしまった子を診たことがありますが、少しずつ後ろ足が使いづらくなってくる様子がとてもかわいそうでした。


もう一つの病気である進行性網膜萎縮症(PRA)は、優性のマール遺伝子というものが引き起こす病気で、日本ではダックスに発症することが多い病気です。
この病気は両目の網膜視細胞が萎縮して失明に至る遺伝病であり、現在治療法はありません。
そのためこの病気を出させないことが重要になってきます。
PRAになる可能性のある遺伝子は分かっているため、繁殖前に遺伝子検査ができればこの病気を防ぐことができます。


今回はコーギーとダックスがかかりやすい病気をセミナーでは取り上げていましたが、他の犬種にもさまざまな遺伝病があります。
愛犬がどんな病気をもっている可能性があるか?
お知りになりたい方は下記のサイトを参考にしてみてください。↓
「遺伝性疾患検索」


以上、セミナー報告でした。





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