ベイタウンペットクリニックBlog
ベイタウンペットクリニックのブログです。 主に病院からのお知らせ、ちょっとしたことや日々のことなどを配信しております。
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猫のフィラリア症
皆さん、こんにちは
看護師の小川です
最近は涼しい日が続いていますね~!とても快適に過ごせます
しかし、蚊はまだまだ見られます
涼しくなっても12月頃まではフィラリア予防はしっかりしましょうね

ところでこの「フィラリア症」と言えば、犬だけの病気と思っている方が多いかもしれませんが、実は猫も感染します。
感染経路は犬と同じで「蚊」が媒介します。蚊が猫の血を吸うとき、フィラリアの幼虫が蚊の唾液腺から猫の表皮に出て、吸いあとから皮下に侵入します。その後、猫の体内で成長し、やがて心臓に達します
ただ、本来の宿主である犬と違って、猫の場合、フィラリアはうまく適応できず、幼虫から成虫にまで成長することは稀です。
しかし、この幼虫が猫の呼吸器に悪影響をもたらし、「咳」「嘔吐」「食欲不振」といった症状を引き起こします。
咳は一見、喘息やアレルギー性気管支炎などの症状に似ているため、見逃されてしまうケースもあります。
フィラリア幼虫が成虫となり、猫の体内で死ぬと、重篤な肺障害や突然死をもたらすこともあります

猫の場合、フィラリア症の診断がとても難しく、原因不明で突然死した猫を解剖してやっとフィラリア感染に気付くということがあります。また治療法が確立していないため、猫のフィラリア症対策でなにより重要なのは寄生予防です。
予防方法は、犬と同じく、蚊の活動が活発になる時期に、毎月1回予防薬を投与することです。
地域の気温によって予防時期が異なりますので、獣医師の指示に従ってください。
子猫の予防は6週齢から開始できます。投与によってフィラリア幼虫が血管内に侵入するのを防ぎます。
ノミや回虫といった寄生虫も同時に駆除できるものもございますので、お気軽にご相談ください
室内飼育の猫であっても安心はできません!!
窓を開けたり、人の出入りで蚊が部屋に入ってきて刺される可能性がありますので、油断せず、定期的に予防しましょう
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ただ、本来の宿主である犬と違って、猫の場合、フィラリアはうまく適応できず、幼虫から成虫にまで成長することは稀です。
しかし、この幼虫が猫の呼吸器に悪影響をもたらし、「咳」「嘔吐」「食欲不振」といった症状を引き起こします。
咳は一見、喘息やアレルギー性気管支炎などの症状に似ているため、見逃されてしまうケースもあります。
フィラリア幼虫が成虫となり、猫の体内で死ぬと、重篤な肺障害や突然死をもたらすこともあります


猫の場合、フィラリア症の診断がとても難しく、原因不明で突然死した猫を解剖してやっとフィラリア感染に気付くということがあります。また治療法が確立していないため、猫のフィラリア症対策でなにより重要なのは寄生予防です。
予防方法は、犬と同じく、蚊の活動が活発になる時期に、毎月1回予防薬を投与することです。
地域の気温によって予防時期が異なりますので、獣医師の指示に従ってください。
子猫の予防は6週齢から開始できます。投与によってフィラリア幼虫が血管内に侵入するのを防ぎます。
ノミや回虫といった寄生虫も同時に駆除できるものもございますので、お気軽にご相談ください

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