ベイタウンペットクリニックBlog
ベイタウンペットクリニックのブログです。 主に病院からのお知らせ、ちょっとしたことや日々のことなどを配信しております。
<<きららちゃんのホテル日記 | ホーム | 野良猫活動報告 2014年12月>>
院長のつぶやき163 犬と猫の関節炎③
前回の続きです!
それでは今回は変形性関節症について
当院での実際のX線写真でご紹介したいと思います。
一番分かりやすい例として今回は股関節を例として取り上げます。
まずは正常なワンちゃんの股関節をご覧下さい。

この写真は仰向けで撮っているので、左側が右の股関節、右側が左の股関節になります。
骨盤の丸いへこみに後ろ足(大腿骨)の骨の頭がしっかりはまっている事が分かります。

左の股関節(写真の右側)を見てもらうと、左股関節のはまる部分と大腿骨の骨頭が変形しているのが分かると思います。このワンちゃんは普通にしていると大丈夫ですが、左足をのばしたり、激しい運動などをするとその後しばらく足をひきづるような症状が出てしまいます。

この写真は変形性関節症が進み、左の大腿骨が完全に股関節からはずれてしまったものです。
このワンちゃんが病院に来たときは左後肢が全く使えない状態でした。
このように変形性関節症の進行具合により見た目で出てくる症状は異なってきます。
変形性関節症は一度なってしまうと、前回お話ししたようにどんどん悪循環に陥り、悪化していきます。
そして基本的には完全に治すという事は難しく悪循環に入っていく事を断ち切り、進行を抑えうまく付き合っていくことが必要です。
次回そのあたりの治療方法についてお話ししていきたいと思います。
つづく

<お知らせ>
冬のデンタルキャンペーン始まりました!
当院について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。↓
ベイタウンペットクリニックへようこそ!
セカンドオピニオンについて
当院でのペットの健康管理について
※いままでの『院長のつぶやき』をご覧になりたい方はこちらへどうぞ
→ つぶやきのまとめ
それでは今回は変形性関節症について
当院での実際のX線写真でご紹介したいと思います。
一番分かりやすい例として今回は股関節を例として取り上げます。
まずは正常なワンちゃんの股関節をご覧下さい。

この写真は仰向けで撮っているので、左側が右の股関節、右側が左の股関節になります。
骨盤の丸いへこみに後ろ足(大腿骨)の骨の頭がしっかりはまっている事が分かります。

左の股関節(写真の右側)を見てもらうと、左股関節のはまる部分と大腿骨の骨頭が変形しているのが分かると思います。このワンちゃんは普通にしていると大丈夫ですが、左足をのばしたり、激しい運動などをするとその後しばらく足をひきづるような症状が出てしまいます。

この写真は変形性関節症が進み、左の大腿骨が完全に股関節からはずれてしまったものです。
このワンちゃんが病院に来たときは左後肢が全く使えない状態でした。
このように変形性関節症の進行具合により見た目で出てくる症状は異なってきます。
変形性関節症は一度なってしまうと、前回お話ししたようにどんどん悪循環に陥り、悪化していきます。
そして基本的には完全に治すという事は難しく悪循環に入っていく事を断ち切り、進行を抑えうまく付き合っていくことが必要です。
次回そのあたりの治療方法についてお話ししていきたいと思います。
つづく





当院について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。↓
ベイタウンペットクリニックへようこそ!
セカンドオピニオンについて
当院でのペットの健康管理について
※いままでの『院長のつぶやき』をご覧になりたい方はこちらへどうぞ
→ つぶやきのまとめ
| ホーム |