院長のつぶやき161 犬と猫の関節炎

どうも!院長です。

今回から新しいトピックとしてお話しするのは

犬と猫の関節炎

についてです!

ワンちゃんネコちゃんもいまや人と同じ高齢化社会になりました。

動物たちも年を取るについてさまざまな病気が出てきます。
そのような老齢性の疾患の中で関節炎は避けて通る事はできない病気です。

まずはワンちゃんに関してはこのようなデータがあります。

以下の円グラフは以前開催された院内セミナー資料からの抜粋です。↓
老齢性疾患

このように関節炎は心臓病、歯周病、がんに続き、年を取ってくると注意しなければいけない病気になります。


心臓病、歯周病、がん、肥満に関しては以前このブログでもお話した事がありますのでお時間あれば過去のブログを参考にしてください。
<心臓病>
犬の心臓病の早期発見早期治療を目指す!

<歯周病>
ペットの歯周病について
歯石除去へ行こう!

<がん>
「がん」と向き合うために知っておくべきこと
乳腺腫瘍について

<肥満>
犬と猫の肥満とダイエットについて


つづいて猫ちゃんについてですが、2010年に発表された文献に以下のようなものがあります。

100頭の飼育猫(平均年齢9.4歳、平均体重5.1kg)のすべての関節のX線を撮影し、その画像を評価した所、91%の猫で四肢関節に少なくとも1つ以上の変形性関節症所見が認められた。

猫 変形性関節症

猫 関節炎
見づらいかもしれませんが、縦軸が変形性関節症を持つ猫の頭数で、横軸がその猫の年齢です。
これを見ると若い時期から関節炎があるのが分かります。



衝撃的な結果ですよね!

特に猫は犬のように痛がるそぶりを見せる事は少なく、自分で動きを制限してしまうため飼い主様には発見しづらいのですが、このように高確率に関節炎を持っているのです。

『うちの猫、以前は家の中を駆け回っていたのに最近は寝てる事が多くなったわ。高い所も上らなくなったし・・・。』

そのように思っている飼い主様がいらっしゃいましたらそれはこの変形性関節症が進んできている可能性があります。



このようなことから犬、猫ともに健康で快適な生活を送るには年を取っていくに伴っていかに関節炎とうまく付き合っていくかが大事になってきます。

それでは次回から関節炎についていろいろお話ししていきたいと思います。

つづく


参考文献:ヒルズ院内セミナー資料
     GOOD JOINT INFORMATION VOL3




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