日常に潜む危険なもの

皆さん、こんにちは
看護師の小川です

毎年ワンちゃんネコちゃんの誤飲による中毒事故は多いのですが、今日はその中から特に多いトップ3をご紹介いたします


第1位 処方薬(人間用)
薬
問い合わせ数:25,000ケース以上
上位3つは、心臓の薬(血圧錠剤)、抗うつ剤、鎮痛剤(オピオイドと処方箋の非ステロイドの抗炎症剤)。
 
第2位 殺虫剤
問い合わせ数:全体の11%
猫のみの問い合わせで計算すると、50%以上が殺虫剤によるものになる。
 
第3位 市販薬(人間用)
問い合わせ数:18,000ケース以上
アセトアミノフェン、イブプロフェン、ナプロキセン、ハーブ、機能性食品製品など。
 

2位の殺虫剤に関しては、殺虫剤の会社で有名な「KINCHO」のホームページを見たところ、『人間・犬・猫などの恒温動物はピレスロイドを分解する酵素を持っており、摂取された薬剤は尿などにより体外に排出され、蓄積することはありません。しかしながら異物でもあるので、もし誤って食べた場合には、ピレスロイド系殺虫剤を含有する製剤であることを医師につげて、診察を受けてください』とのことでした。
またゴキブリほいほいやゴキジェットプロなどを販売製造している「アース製薬」のホームページでは、ゴキブリホイホイの中の誘引剤を誤って飲んでしまった場合、『誘引剤は魚粉・穀物・糖類など、食品に用いられるようなものばかりを原料にしています。殺虫成分は含まれていません』とのことでしたが、いずれも獣医師の受診を勧めます。


3位の市販薬に含まれる主な成分は2つです。
非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)
・イブプロフェン
・ナプロキセン など
症状:胃腸の潰瘍、猫は腎臓のダメージなど。 少量でもとても危険です。
※約4.5キロの犬の場合4錠で深刻な腎臓障害がでるという報告があります。

鎮痛、解熱剤などで、多くの市販薬に使用されています。
有名なものだとエスタックイブ、コルゲンコーワなど。

アセトアミノフェン(Acetaminophen)
猫の症状:赤血球にダメージを与え、酸素供給能力に支障をきたします。
犬の症状:肝臓への障害、服用量によっては赤血球へのダメージを与えます。

特に猫に影響が出やすく、効き目の強いタイプの錠剤1錠で致命傷となります。
解熱鎮痛薬の一つ。発熱、寒け、頭痛などの症状を抑える解熱剤、鎮痛剤として用いられる薬物の主要な成分。バファリン、ルルなどにも入っているメジャーな鎮痛剤の成分です。


その仔によって成分が吸収されるまでは、すぐに症状が出ない場合があります。誤飲した後も元気だと「大丈夫か」と安心してしまいがちですが、時間が経って様子を見てみるとぐったりして元気がない、というケースも十分有り得ます。
ですので、もし誤飲したことに気がついたら様子を見ることよりも、早めの獣医師の受診をお勧めします。その場合は慌てず、病院にご相談ください


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