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ペットフードについて

こんにちは、スタッフ高尾です

今回は『ペットフード』についてご紹介していきたいと思います

日本国内のペットフードの表示は「ペットフード安全法」や「ペットフードの表示に関する公正競争規約」により定められています。対象になるのは犬と猫用のペットフードのみであり、医薬品やおもちゃなどは対象外となっています。


「ペットフード安全法」により下記の5項目をラベルに記載されることが義務付けられています。
1.販売用愛がん動物用飼料の名称
2.原材料名
3.賞味期限
4.製造業者、輸入業者または販売業者の氏名または名称および住所

加えて「ペットフードの表示に関する公正競争規約」では下記の4項目を表示するよう指示されています。
5.原産国名
6.ペットフードの目的
7.内容量
8.給与方法
9.成分


そして今回ご紹介するのは「ペットフードの目的」です。

ペットフードは、大きく分けると『主食』と『間食』、そのいずれにも該当しない「その他の目的食」に分かれます。

「総合栄養食」とは。。。
毎日の主要な食事として」給与することを目的とし、そのペットフードと水を与えていれば必要とされる栄養素が摂取できるように作られています。栄養的にバランスのとれたペットフードです。

「間食」とは。。。
本来、栄養素補給としては必要ないのですが、ペットのしつけや運動、ご褒美として与えるなど限られた量を与えることが意図されているペットフードです。

「その他の目的食」とは。。。
嗜好増進、栄養の調整、カロリーの補給、あるいは食事療法に用いる等の目的を満たすフードです。
(一般食、栄養補完食、カロリー補給食、副食、特別療法食などと表示されています)
なお、特別療法食とは、特定の疾患や疾病などに栄養的に対応するために栄養バランスが考慮され、専門的なアドバイスや処方に従って与えることを意図したペットフードです。



一番勘違いしやすいのが一般食です。
なんとなく響きで総合栄養食と勘違いしやすいですが、一般食だけ与えていると栄養のバランスの悪くなってしまいます。
ただし一般食をあげてはいけないわけではなく、しつけのご褒美やおやつとして与えたり、特定の栄養を補うために与えるなど、正しい用途で与えれば「おかず」として機能します。

そして療法食も治療の為の食事になりますので獣医師にご相談の上、与えるようにして下さい。


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是非、普段与えているフードの表示を見てみてください
総合栄養食だと思っていたものが実は一般食だった…ということがもしかしたらあるかもしれませんのでご注意ください!


では、スタッフ高尾でした




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