第一弾 犬のフィラリア症

こんにちは。樋口です
前回はNYの写真をUPしましたが見ていただけましたでしょうか
もしまだの方、ぜひ一度見ていただければとても嬉しいです
そしてもう見られた方、次はヨーロッパの写真をUPしますのでそちらもぜひ見ていただければと思います


今回はフィラリアについてお話したいと思います。

犬と猫でフィラリア症は説明が異なりますので、まずは犬のフィラリアから説明させていただきます。


フィラリアとは
"そうめん"状の細長い形をしています。成虫の体長は♂:17cm、♀:28cmと、ワンちゃんネコちゃんにとっては大変大きなものなのです。フィラリアは蚊によって犬から犬へと媒介されます。


フィラリアはどうやって感染するの
蚊が感染犬を吸血する時、血液と一緒にミクロフィラリア(幼虫)を吸う

そのミクロフィラリアが蚊の体内で感染幼虫に発育

感染幼虫は蚊が他の犬を吸血する際に犬の体内に侵入

3~5ヶ月間で心臓や肺動脈へ侵入

そしてまた

このようなサイクルを繰り返しているのです。


犬フィラリア症って
フィラリアという寄生虫が、心臓や肺の血管に寄生することにより起こるものです。
心臓や肺の血管にフィラリアが寄生することで、徐々に血液の循環などに悪い影響が出るようになり、やがては体内に障害が起きてきます。放置すると死に至ることもあります。

症状としては以下の通りです。


「咳が出る」
多くは無症状で経過しますが、最初に気がつくのは咳です。

「元気がない」、「食欲がない」
病気が進むにしたがって、このような症状が出てきます。

「お腹が膨らんできた」
これはかなり悪い状態です。

「尿に血液が混じる」
突然、血色素尿(赤いおしっこ)が出るのは急性の場合です。すぐに処置をしないと1週間ほどで亡くなってしまう事もあります。


寄生してしまうと...
年齢や、寄生した虫の数にもよりますが、治療には危険が伴います。
薬で成虫を駆除したり、手術で成虫を取り除いたりすることも出来ますが、大変な負担がかかります。


予防は出来るの
毎月1回お薬の投与で予防することが出来ます!
フィラリアの薬とは体内に侵入したフィラリアの幼虫が大きくなる前に、毎月1回まとめて駆虫するお薬ですので、必ず毎月の投与が必要となります。蚊に刺されないようになる薬とは違います。途中で投与をやめてしまうと、それまでのお薬が無駄になってしまう事もあります。また、蚊を見なくなってから1ヶ月後の最後の投与が非常に大切になります。ちなみにこのあたり(千葉)は11月まで蚊がいるとの調査結果がありますので、12月までは予防するようにおすすめしています。
しかし冬の間は確実に蚊はいない、とはいいきれませんので年間投与(薬をやめずに飲ませ続ける)という方法もあります。

フィラリアの検査って?
通常お薬の投与前にフィラリア検査が必要
となります。その理由は、検査せずフィラリアに感染しているワンちゃんに予防薬を飲ませると、ミクロフィラリアの死骸が血管の中に詰まり、ショックを起こしたりひどい時には死にいたる場合があるからです。
年間投与の場合は必ずしも検査が必要というわけではありませんが、しっかり投薬している方でも
「飼い主が見ていないところで犬が薬を吐き出してしまっていた」
などの可能性などがあり、予防薬を飲ませていたのにフィラリアに感染しているという場合もありますので予防がしっかりできているか確認して頂くことをおすすめ致します。
そしてこの時期はフィラリアの検査の採血と同時に行える健康チェック(血液検査)がお安く出来ます。詳しくはこちら→春健診について


最後に
「第一弾 犬のフィラリア症」を最後までお読み頂きありがとうございました。
猫の場合のフィラリア症は犬とは違いますので、次回は猫のフィラリア症についてお話します。
犬猫ともにいえるフィラリア症のまとめもそちらに載せたので、ぜひ次回もお読みください。





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