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院長のつぶやき33 暑い季節に要注意の病気 〜 外耳炎 〜 ③

前回の続きです。

なぜ外耳炎になってしまうのか?


      



     



     






それは耳を掻くからです!

何当たり前のことを言ってるんだ!というように思われた方もいらっしゃいますよね・・・。

ではなぜ耳を掻くのでしょう?

耳を掻く原因としては
①寄生虫、②異物、③腫瘍、④基礎疾患(アトピー性皮膚炎や食事性アレルギー、脂腺の代謝異常、免疫異常など)などさまざまな原因が考えられます。


実際の現場の立場からの個人的印象としては
外耳炎になる子のほとんどは、

①脂腺の代謝異常などによって耳垢がたまってしまう子

と、

②アトピー性皮膚炎や食事性アレルギーが根本にあって耳垢などがたまってなくても掻き壊してしまう子

の2タイプが大部分を占めているのではないかと思います。



このように何かしらの原因で外耳道内に炎症が起こるとワンちゃんネコちゃんは気にして掻き始めます。

そうすると耳道入り口が腫れてしまい、さらに耳道内がむれるようになり、悪化します。

そうすると外耳道内の湿度が上がり、耳の中の微生物が異常増殖してきます。

そうすると外耳道内の炎症がさらに悪化していく・・・

という悪循環になります。


ではどのように外耳炎を予防していけば良いのか?

原因がはっきりしているものはその問題を除去してあげれば改善してくれます。

一番厄介なのはやはり上記にも書いている

『耳垢がたまってしまう子』

です。

こういう子達は特に今の季節、暑くなってくることによって耳の中の環境はよりひどい状態になっていきます。

外耳炎に発展させないようにするには、定期的な耳洗浄が不可欠になってきます。

そんな訳で次回、耳洗浄の行い方についてお話ししたいと思います。

つづく












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※いままでの『院長のつぶやき』をご覧になりたい方はこちらへどうぞ
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のりおちゃんのホテル日記

こんにちは、樋口です
のりおちゃんのホテル日記をご紹介します

道の先をみつめるのりおちゃん
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ちらっとこちらを向いてくれました 向こうに行きたいんだね
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のりおちゃんはとっても元気な子なので、いつも院内を走り回ります
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おやつを待っている顔です
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おおっ2本足で立てるの
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すごいー2本足で立ってくれました
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そんな食欲旺盛で元気なのりおちゃん、また遊びに来てくださいね




院長のつぶやき32 暑い季節に要注意の病気 〜 外耳炎 〜 ②

前回の続きです!

外耳炎を語る上でまず知っておいてほしいのが耳の構造です。

ちょっと退屈かもしれませんがまずお聞きください。

耳は外耳中耳内耳と場所により大きく3つに分類されます。

私たちが普段接する機会があるのはそのうちの外耳の部分です。

外耳のうちに外に突き出ている部分を耳介、耳の穴のことを耳道といいます。

そしてその耳道は垂直耳道水平耳道と続き鼓膜に到達します。

ちょっと文字の説明ばかりで分かりにくいですよね。

図で示すと以下の通りになります。 ↓

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耳の穴はこのように「L」字型になっているのです!
実際耳の断面図などあまり見ることがないと思いますので面白いと思いませんか?

そして今回の話のメインである外耳炎になると、耳はこのようになってしまいます。↓

003_20120622055428.jpg



耳介や耳道自体が腫れてしまい痛くてたまらないような状態になってしまいます・・・。

なぜこのような外耳炎になってしまうのでしょうか?

次回その辺りをお話ししたいと思います。

つづく



参考文献提供:ZENOAQ





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ワクチン接種って必要なの??

皆さん、こんにちは

先日、病院でセミナーが行われました
その中で私が皆様に知っていただきたいと思う内容を今日はお伝えします。

今回はこの方にセミナーをしていただきました。
セミナー 006
爽やかですね~



7月に入ると、4・5・6月の慌しさがだいぶ落ち着いてきました
飼い主様もご自宅のワンちゃんやネコちゃんの予防接種やフィラリアの検査なども終わり、一息ついた頃ではないでしょうか♪


ところで皆さんに質問です
なぜワンちゃんやネコちゃんに狂犬病予防注射や混合ワクチンを接種しなければならないのか知っていますか

「狂犬病は義務だから・・・」
そうなんです!狂犬病は法律で接種しなければならないと定められているのです。


しかし・・・、
セミナー 010

この表を見ていただくとお分かりになると思いますが、義務にもかかわらず半数以下のワンちゃんしか接種していないのです
ワクチンは仔犬ですと年に複数回接種するので、42%よりもさらに低い数字になると考えられます。

ネコちゃんの接種率は・・・絶望的です





なぜワクチンを接種しなければならないのか??
セミナー 009
ワクチンは自分を守るためだけではなく、他の仔に感染することも防ぐのです



ちなみにどうして仔犬にはワクチンを複数回接種しなければならないのかご存知でしょうか??

仔犬は母乳を飲むことによって母犬から移行抗体をもらいます。この移行抗体によって生後6週齢までは細菌やウイルスから体を守ってくれるのです。しかし、この6週齢を過ぎると移行抗体が消失してしまい、免疫力が低下してしまいます


この時期を狙ってワクチンを接種することにより免疫力を低下することなく、抗体価も上昇するのです


複数回接種する意味とは、個体によってワクチンが効くタイミングが変わってくるからです。
なので、複数回接種することで確実にワクチンの効果が発揮されます!!


ワクチンで怖いのはアレルギー反応ですよね
「アナフィラキシーショック」「ムーンフェイス」 など一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか??

一般的にムーンフェイスは接種後4~18時間で発症します。
アレルギーによってはワクチン接種直後から30分以内で症状が現れる仔もいます。

ですので診察が終わってからお会計が済むまでの間、ちょこちょことワンちゃんの様子を伺うようにしましょう
早期に処置することで重症化を防ぎます



以上でセミナーの内容を終わります。
今年のワクチン接種が終わった方もこれからの方も今日お伝えした内容を頭の片隅に入れていただけたら嬉しいです◎



ラッキーちゃんのホテル日記

こんにちは、樋口です

ラッキーちゃんのホテル日記をご紹介します
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何かくれるの?と期待の目
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ダッシュで来てくれました
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おりこうだね~
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ごはんに一目散に飛んできてくれます
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ごはん大好きなんだね
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そんな可愛いラッキーちゃんでした
また遊びに来てくださいね



プロフィール

ベイタウンペットクリニック

Author:ベイタウンペットクリニック
ベイタウンペットクリニックです。
当院では皆様の大切な家族をサポート、飼い主様との十分なコミュニケーションをとり楽しいペットライフを提供するとともに地域密着ホームドクターを目指しています。

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